文芸広報:2001年12月分


目次



文芸広報:2001年12月分


文芸広報:2001年12月07日号

> -【宣伝】-----------------------------------------------------------
>       ◎●◎ あなたの原稿・アイディアを本にします!! ◎●◎
> 文芸社は、あなたの原稿を本にします。 本屋さんに並べます。 原稿がない
> 方や未完成の方、書いても筆が進まない方には、当社が独自に開発した執筆
> メソッド(特許出願中)をご紹介します。 ジャンルは問いません。
>  Mail: kawahatsu@bungeisha.co.jp HP: http://www.bungeisha.co.jp/
> --------------------------------------------------------------------
 単なる告知専門誌より一歩進んだ「創作文芸の書き手と読み手の底上げ」を
みんなで目ざそうという人のための創作文芸情報誌。
 より良い作品技術や評価つき作品紹介、より楽しく読むための視点を提供。
案内/過去ログ閲覧/配信追加・削除 http://www.cre.jp/writing/maga/BK/

 本号は週一回刊の情報号です。


ちょっと一言

 とりあえずまあ、しばらくは週一回換算で現実時間へ追いつくべく書きます。
どうせならそのまま情報号は週一でもいいのかも知れませんね。



TRPG.NET IRCサーバ #もの書き のご案内

 文章を書くことについて、いろいろと語りあう場所として、irc.trpg.netの
独立IRCサーバ(案内:http://www.trpg.net/talk/IRC/)上に #もの書き という
チャンネルを常設しております。
	http://www.cre.jp/writing/IRC/write/
 よりログが自動公開されています。興味をもたれましたら、どうぞご参加を。
新しい参加者を、切にお待ちしております。

http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011130

・ライトノベルのミステリシリーズ
・共同創作の難しさ
・癖があると言われても……
・兄弟型で見る『「妹の力」社会学』
・『新ロードス島戦記3』の感想
・ウィッチクエストらしい短編を書くうえで気を使ったこと
・参加者(D&D3eゲーマー)の新人賞小説『殴れ(仮)』が予約可能に。あとがきで
 TRPG.NETに触れているとか。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02101537


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011201

・ロードス島戦記の話
・『古文書返却の旅』の紹介
・文章にフィルタをかけたらどうなるだろうというネタページの紹介
・テキスト系サイトとはいかなるものかの調査分析
・ウォッチング対象としての魅力があるほうが紹介されやすいのかも
・何度も読み返したくなる本と、一回読んだら満足してしまう本
・『ミステリーの泣きどころ』の紹介
・テキストサイトの斬鉄剣騒動っていったい……
・文中リンクによるテキストサイトコミュニティと独演掲示板の類似性
・いわゆるテキスト系サイトの各種分類
・裏ニュースからリンクおめでとう
・TRPG.NETの複雑さをなんとかできないか
・Webに載せるのは短い作品が良いが、新人賞は長編ばかりなんだよな
・短編連作風に長編を組み立てる事について


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011202

・「誘拐事件が起こって犯人を捕まえました」だけからどう組み上げるか
・大手に紹介されるとアクセスが爆増するねぇ
・ハリーポッターの映画に絡めた話
・この人物ならこういう行動を取るみたいなのをどう考えるか


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011203

・読者層を想定すること
・『出版再生』と印刷費比率の話
・『はみだしバスターズ』の感想
・一人称では話者の思考の偏りを楽しむ
・SFが苦手になる理由とは
・元ネタわかってないで使ってないかという作品はありがち
・ハリーポッターの感想


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011204

・なにを魅力的なキャラクターと感じるは、受け手に依存する面もある
・へたれな主人公と、さらにへたれなヒロイン
・「自分には隠された力があるけど、環境が悪いだけなんだ!!」の誘惑
・欠点を潰す方向だけで創作を考えても……
・「夕日がきれいだ」と書いてしまわないで伝えることが大切
・クリスマス向け短編の構想
・ウィルスメールから/誤配からはじまる恋物語(ゲテモノ編)
・義理の妹と結婚できるのかと、各国のイノセントタブー規定
・『スターシップオペレーターズ』の感想
・スペースオペラにおける主人公乗艦と敵の強さの組み合わせ
・一隻V大軍での戦いかた


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011205

・TRPG.NETもクリエイターズネットワークももう三年以上か
・学力の国際調査の結果の「読解力は平均としては悪くないが、難しいものに
 なると思考停止するしトップクラスが少ない」のは、最近のライトノベルな
 どをみると理解できるような気もしなくもない
・「確信犯」の誤用の話
・日本SF大賞の選考の中島梓の日記の話
・世界観と世界設定の違い
・ゲームの物語性・ドラマ性は、小説や映画のドラマ性と性質が違う
・通常のドラマ性や人間観を表現しようとすると、見てるだけのシーンが必要
 で重要となってしまい、行動選択肢の価値がなくなりかねない
・マニアが社員になり実績を積み、昔好きだったものを復活させられる時代

http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011206

・ウィルス情報などのコラムは更新とフォローが必要
・『戦略拠点32098 楽園』の感想
・新人賞作品・作家の評価方法
・書き込みしやすい掲示板作りのコツ
・Webringって本当に役に立つの?
・メールマガジン創刊による文芸系の集客効果はもはや期待できない
・今のネットワーク利用者はなにを求めているのか
・テキスト庵 http://www.mmm.ne.jp/%7Esoulfing/text/index.html の話
・『かめくん』の話
・SFがそのむかし変格推理小説と呼ばれたように、ファンタジーの謎解きのあ
 るものも、ふつーのひとにはミステリの亜種と見られるのかも
・「SF Japan 03」はいろんな作家による手塚作品の小説化企画
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02104978
・起動時に原稿ファイルがオープンするようにせよ

 などの話題で盛りあがりました。



掲示板より

 http://www.mahoroba.ne.jp/~furutani/crenovel/ 創作小説座談会
 などより、最近の内容について。

	http://www.mahoroba.ne.jp/~furutani/crenovel/CR_N_RON.html
	創作論
 文章書きにおすすめの辞書についての話題で「一語の辞典」シリーズの紹介
などがありました。



文芸創作な一言:自分にない長所で協力できる仲間は大切だ

 気楽な問題提起や雑感、ノウハウなどを書いていくコラムです。


 わたしも高校生から大学生のころなど、全部自分一人でやってしまえるよう
になりたいなどと思ったものですが。自分ひとりでできることってのは限られ
ているので、うまくできる人、使えるものをみつけて活用するのは大切だなあ
と痛感する毎日です。

 でまあ、もの書きにしても。

・題材を見つける
・資料を整理する
・アイデアを出すとか、問題点を見つけ出す
・解決案を作り上げる
・地道に文章を書き続ける
・やる気を出させる
・プロトタイプを組み上げる
・論議の内容を整理して分かり易くまとめる
・世界設定を使いやすいように組み上げる
・登場させる人物の性格や過去や葛藤を造形する
・すてきな会話を考える
・興味深い謎を用意する
・プロットを組み立てる
・不要な部分を見いだして削る

 などなど、すべての能力を兼ね備えるわけにはいかないわけで。どうしても
一人の作業と考えてしまいがちですが、協力する仲間を見つけることも考えた
ほうが良いんですよね。



奥付

 ご意見・ご感想は、 sf@cre.ne.jp への電子メールにてよろしくお願いしま
す。このメールにたいして返信するだけで、感想などを書くことが可能です。
 なお、当メールマガジンの内容は出典を明記すれば、引用は当然自由ですの
でご活用ください。気にいったら友人に紹介して頂ければ幸いです。

創刊: 1997年07月15日 発行間隔: 毎週火金曜日情報号+随時
前回の発行部数: 592部+melma!版84部
企画・制作: 電網工房・匠 (sfこと古谷俊一) <URL:http://www.koubou.com>
発行者連絡先: sfこと古谷俊一<URL:mailto:sf@cre.ne.jp> ICQUIN: 6549565
文書フォーマット: setext 準拠 <URL:http://www.age.ne.jp/x/sf/SETEXT/>
まぐまぐ版登録・解除・過去ログ   http://www.mag2.com/m/0000000405.htm
melma! 版登録解除 http://www.melma.com/mag/20/m00025020/index_bn.html



文芸広報:銅大の読書万歳:真拳勝負!

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 本号は随時配送の書籍紹介号です。


銅大の読書万歳:真拳勝負!

■銅大の読書万歳(53)
作品名:真拳勝負!
作者:松谷雅志
出版:ソノラマ文庫
ISBN4-257-76954-8
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02101537
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4257769548/trpgnet0e-22


 私は明るいホラ話というのが好きである。
 なぜ好きか自分に問いつめてみたりすると、実のところ私の性根がブラック
ホールよりもまだ暗いからではないかと疑っている。疑っているだけで証拠は
ない。裁判では無罪になる可能性も捨てきれない。
 ちなみに質量が小さいブラックホールは暗くなく、明るかったりするらしい
のであるが、これは本編とはなんの関係もない。
 とにかく性根のねじ曲がった――何しろブラックホールの周りは時空も歪む。
いや、これも本編とはなんの関係もないのであるが――私としては、時々自分
を泥沼から浮上させるためにも明るいホラ話を求めざるをえないのである。

 「明るい」はともかくなぜ「ホラ話」なのか疑問の向きもあるだろう。
 こちらは簡単である。
 真面目な話が相手ではいくら明るかろうとも私自身も真面目に現実と向き合
わねばならないではないか。私の現実ときたら、日に少なくとも三度は過去の
精神的外傷に煩悶して畳をかきむしり壁に頭を打ち付け白い服を着た屈強な男
たちの手で拘束衣を着せられるまで暴れまくるというものである。ウソではな
い。今も小学生の時にトイレに間に合わずウンコをもらした時の記憶がフラッ
シュバックしてキーボードを殴りつけてお気に入りの FILCOのメカニカルキー
ボードをたたき壊し、さらには窓をあけて狼の如き遠吠えを繰り返して 110番
通報されたばかりである。じゃあ今はどうやって入力をしているんだと私を問
いつめる底意地の悪い人がいるかもしれないが、そういう時のためにノートパ
ソコンがサブマシンとして存在するのである。どうだまいったか。
 ともあれ根性が腸捻転を起こしてクラインの壺となった――もし本当に腸捻
転でそんな事になるといくら排泄しようとしても排泄できない無限の便秘に陥
るという世にも恐ろしい現象となるのであるが――私としては、たまに現実逃
避するためにも明るいホラ話がないと生きていけないのである。

 そんな私にとって『真拳勝負』は猫にまたたび、らくだのももひき、三度の
おやつは文明堂というわけで、実にありがたい本なのである。

 ……今思ったのだが、なんで最近太ったのか分かったような気がする。

 とにかくテンポが良い。話の展開に関しては後半にライバルがあーなってか
らそーなるまでちょっとばかしはしょりすぎではないかと気になる部分もなき
にしもあらずであるが、話の根幹をなす『バベル語』といい、話を転がしてく
れるハイエナと姫島のキャラクターといい、実に明るくそして楽しいホラ話で
ある。

 それにしても、荒削りな新人作家の作品がなんでこんなに面白いのかと、我
ながら不思議なのであるが。

 おそらく――

 ホラ話というのは照れたりしてはイカンのである。
 それこそもう、真顔で相手の目を正面から見据え、腹の底から声を出して話
すべきなのだ。
 真摯に。真剣に。
 千と一夜の物語をつむぐシェーラザードのごとき心構えで。
 『真拳勝負』とは、そういう本なのだ。
 だからこそ、面白いのである。

銅大(あかがね だい)/週末ライター


銅大(あかがね・だい):週末ライター     mailto:akagane@mb.infoweb.ne.jp
著者ページ: 銅大のRPGてんやわんや    http://www.trpg.net/user/akagane/



sfよりコメント

 ひさーしぶりの読書万歳です。銅さんは小説書くのに専念していましたから
ね。まあ。
 さて。『真拳勝負!』は、TRPG.NETの利用者/語り部の参加者/#もの書きの
参加者のかたの新人賞作品であります。#もの書き 系の常連では単独単行本デ
ビューは、初めてですね。翻訳やシナリオなどは、結構いますが。

 ソノラマ文庫『真拳勝負!』著:松谷雅志/イラスト:田中としひさ
 ISBN4-257-76954-8 本体価格495円
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02101537
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4257769548/trpgnet0e-22

 「殴れ」の題で第4回ソノラマ文庫大賞佳作)です。
 電車の中で読むと、ニヤニヤして「まあ、あのひとってなんなんでしょね」
「きっとイヤらしい本でも読んでいるに違いありませんわ」などと噂されてし
まう危険があるので要注意。


 語り部系の人たちの日記での紹介も書いときます。

	http://www.cre.jp/user/gallows/
	gallowsGRAPHICS
 の
	http://www.cre.jp/user/gallows/T/200201.html#10
	1月10日の雑記

	http://www1.neweb.ne.jp/wb/soutou/
	東方千年帝国
 の
	http://www1.neweb.ne.jp/wb/soutou/200112.html
 の壱拾弐月弐拾四日の日記。
 なんにしてもエンターテイメントとして楽しめるものになってます。

 なお、 irc.trpg.net 系IRCサーバの
	http://www.cre.jp/writing/IRC/
	#もの書き
 では、作品について色々ともりあがりました。なぜ楽しめたのか、どのあた
りが長所なのか、などなど色々と。
http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=200112
http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=200201
 の月単位ログから、ブラウザの機能でページ内検索すると吉です。



奥付

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す。このメールにたいして返信するだけで、感想などを書くことが可能です。
 なお、当メールマガジンの内容は出典を明記すれば、引用は当然自由ですの
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創刊: 1997年07月15日 発行間隔: 毎週火金曜日情報号+随時
前回の発行部数: 583部+melma!版84部
企画・制作: 電網工房・匠 (sfこと古谷俊一) <URL:http://www.koubou.com>
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文芸広報:2001年12月14日号

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> http://kataribe.com/ML/                       語り部メーリングリスト
>                                       TRPG語り部による共同創作実践中
>  読むだけの人も大歓迎。でも、読んでるうちに参加したくなるかもね☆ミ
> subscribe あなたの名前(Shun-ichi FURUTANI など英字で)
>  とだけ本文に書き kataribe-ml-ctl@trpg.net へメールを送れば参加可能
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ちょっと一言

	http://www.fukkan.com/vote.php3?no=749
 小林めぐみの初期作、ねこのめ全3巻 「天秤の錯覚」「羅針盤の夢」「六
分儀の未来」の復刊が決まってますね。
 文庫を500冊だけ増刷するようで。一冊1100円ってのは、そのわりには安い
ですね。版を作る必要ないとはいえ。微妙に背表紙の上の部分が違ったりして
コレクターズアイテム……かも知れない。
 しかしまあ、投票のわりに売れないようでして。このぶんだと、今後の復刊
は辛くなるのかも。



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新しい参加者を、切にお待ちしております。


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011207

・『戦闘糧食の三ツ星をさがせ!』の感想と紹介
・CMと紹介の違い
・些細な言い回しが反感を買う
・プロジェクトXオープニング風に……
・瀬田貞二さんって亡くなっていたのかとショックを感じる
・高みを目指そう
・Palmでもの書き環境
・生産性or品質=能力*モチベーション
・モチベーションを向上・維持する方法


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011208

・克己心がある人以外は「作業しかできない」環境にしないと辛い
・文庫は返本されるまでは、すぐに品切れになりやすい
・世のため人のために頑張りたいものです
・『だれが「本」を殺すのか』についてのbk1の連載記事の話
・読み捨ての時代
・説が流布される事により存在しなかった実体が作り上げられて、本当の力と
 なっていくこと
・フレーム騒動がコミュニティ意識の構築にもたらす効能
・十年後の出版業界は予想しがたい
・SFマガジンの翻訳短編の話
・『2ちゃんねる宣言』の紹介
・匿名掲示板とハンドル使用は古い人間には五十歩百歩にもみえる


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011209

・主人公とヒロインの年齢差
・一つのキーボードで二人で書くのは、不思議に思えるくらいに効果的
・小松崎茂氏、死去
・初期のコバルト文庫、初期のX文庫の話
・『戦略拠点32098 楽園』の紹介と感想


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011210

・ルナルリプレイの話
・もの書きとしてのPalmのあれこれ
・bk1ののリニューアルの話
・『へっぽこSP なごみ』の感想や評価
・「RPG風ファンタジー」の盛衰
・「料理少年Kタロー」って凄いね


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011211

・殊能将之『ハサミ男』の紹介
・第2回小松左京賞受賞作品『今池電波聖ゴミマリア』の感想
・『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』とその作者について
・アメリカ風著作権エージェント http://www.boiledeggs.com/  Boiled Eggs
・『A君(17)の戦争 1 まもるべきもの』の評価


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011212

・『総理大臣のえる 恋する国家権力』の感想
・ねこのめ全3巻復刊の話
・三点リーダ(……)やダッシュ(――)の多用について
・科学啓蒙書の読書価値
・オンライン書店で積ん読が増える罠

http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011213

・『シックスボルト』の感想
・年金の話


 などの話題で盛りあがりました。



文芸創作な一言:失敗のメリットを考え挑戦し続ける

 気楽な問題提起や雑感、ノウハウなどを書いていくコラムです。

 だいたいまあ、何をやるにしても、最初から失敗なくこなせるわけもないわ
けで。手痛い失敗を重ねてこそ、実力や危機意識、なにをなすべきかにたいす
る洞察が養われるというのは、ありますよね。痛い目にあったあと、それを反
省し自己改革できれば、ですけど。

 これはもの書きについても同様で。だからこそ、どんどん書け、書き上げろ。
というのは正しいわけです。うまく書けそうにないから書かない、では失敗も
成功もあったもんじゃないわけで。
 失敗しそうだからやめる、ではなくて。失敗するチャンスがあるからやって
みよう。くらいの元気をもって挑戦していきたいものだと思います。……ま、
破産しない程度に。みなさんも、がんがん行きましょう。



奥付

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す。このメールにたいして返信するだけで、感想などを書くことが可能です。
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でご活用ください。気にいったら友人に紹介して頂ければ幸いです。

創刊: 1997年07月15日 発行間隔: 毎週火金曜日情報号+随時
前回の発行部数: 584部+melma!版84部
企画・制作: 電網工房・匠 (sfこと古谷俊一) <URL:http://www.koubou.com>
発行者連絡先: sfこと古谷俊一<URL:mailto:sf@cre.ne.jp> ICQUIN: 6549565
文書フォーマット: setext 準拠 <URL:http://www.age.ne.jp/x/sf/SETEXT/>
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文芸広報:銅大の読書万歳:オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ

 単なる告知専門誌より一歩進んだ「創作文芸の書き手と読み手の底上げ」を
みんなで目ざそうという人のための創作文芸情報誌。
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 本号は随時配送の書籍紹介号です。


銅大の読書万歳:オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ

■銅大の読書万歳(54)
作品名:オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ
作者:たくさん/彩色画:たくさん
出版:新紀元社

 もしもあなたが小説を書いていたとして、異国情緒ある舞台としてインド風
の国家を出したいと考えたとする。
 図書館にでも行って歴史書を紐解けば、インドにおける諸国家の興亡の歴史
や文化の興隆、著名人や遺跡については知る事が出来るであろう。
 だが、ここが重要なのだがそこで暮らす「人」について知るのはたいへん困
難である。庶民が朝何時頃に起きて、朝食はどうしたのか、沐浴とかはしたの
か、どんな服を着て外に出かけていったのか、町の様子はどうだったのか、市
場には何が並んでいたのか、そこを歩くと呼び込みはどんな言葉をかけて話し
かけてきたのか、職場ではどんな仕事をしたのか……
 そういう、物語を書くにあたってもっとも重要な情報は、なかなか手に入り
にくい。
 良い資料としては、当時の人々の旅行記なり日記なり手紙なりがあるが、こ
れまたまったくもって専門書の山の中に埋もれており、素人が発掘するのは非
常に困難である。

 そして物書きにとって一番貴重な物、当時の人のビジュアルはその中で最も
見つけだすのが難しい物の一つである。どういうわけか歴史研究者の多くは当
時の絵や壁画さえあれば十分と考える傾向にあるようで、現代のイラストレー
タが資料を元に復元した人物像を添えるという事をしない。

 百聞は一見に如かず。

 絵さえあれば、そこから我々はいろいろな情報を読みとる事ができる。さま
ざまな想像を働かせる事ができる。絵はきわめて重要なのである。特にカラー
のものは。

 そこで登場するのが、今回紹介するオスプレイ・メンアットアームズ・シリ
ーズ(OSPREY MEN-AT-ARMS)である。

 これは世界のいろいろな時代、いろいろな地域における軍兵の姿をカラーイ
ラストと読み物でもって紹介した物である。たとえばインド風、というのであ
れば「インドのムガル帝国軍 1504-1761 火器と戦象の王朝史」というのが
私の手元にある。

『インドのムガル帝国軍』デヴィッド・ニコル
ISBN4-88317-882-X 2001年06月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488317882X/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02037209

 これには8ページのカラーイラストにムガル帝国時代のインドや周辺国の歩
兵、騎兵、民兵、砲兵、戦象、王侯貴族が1ページに3人、合計23人+象1頭
が描かれており、本の末尾にはその解説まで書かれている。中にはどういうわ
けかキリスト教の宣教師まで描かれている。
 このカラーイラストを見るだけでも、見る者に様々な想像を抱かせる。戦象
に乗った黒人のマスケット銃兵など、見るだけでうっとりである。

 そしてそれだけではない。ムガル帝国の歴史から軍の編成、装備にいたるま
での詳細なテキストがイラスト以外のページにびっちりと書かれている。ペー
ジ数でいえば51ページの薄い冊子なのだが、文字はみっちり詰まっており、内
容もかなり専門的で読ませる内容になっている。これもまた、読む物に色々な
想像を抱かせる。

 インドといえば戦象であろうが、ここには「象1頭でラクダ15頭分の餌を食
う」と書かれていて、なるほど糧秣の準備は大変そうだな、と想像させる。同
時にラクダが荷役獣として例に使われるほど普及していたことも分かる。

 また、「ウルドゥ・ベキ、後宮を守る武装した女性の部隊」とあれば、実戦
での強さはともかく、カラーイラストにあるようにさぞかし華美な装束であっ
たろうと思わせる。

 騎兵の紹介にある「部隊の質を点検するため、ダグとして知られる「馬に焼
き印を捺す制度」があった。……これは兵が馬を売って歩兵としてはたらいた
り、できるだけ安い馬を買ったりすることを防ぐためのものだった」からは、
自分の書く小説の主人公が馬商人からダグ付きの馬をそれと知らずに買ってト
ラブルに巻き込まれる、という展開も想像できる。

 見て良し、読んで良し。

 資料としての価値も高いし、何よりいろいろな事を読む人間に想像させるシ
リーズである。


銅大(あかがね・だい):週末ライター     mailto:akagane@mb.infoweb.ne.jp
著者ページ: 銅大のRPGてんやわんや    http://www.trpg.net/user/akagane/



書誌情報


 どれも 新紀元社 本体価格1000円 B5変形判 50頁前後 です。

『アーサーとアングロサクソン戦争』デヴィッド・ニコル
ISBN4-88317-821-8 2000年10月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178218/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01937505

『アレクサンドロス大王の軍隊』ニック・セカンダ
ISBN4-88317-848-X 2001年01月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488317848X/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01975988

『インドのムガル帝国軍』デヴィッド・ニコル
ISBN4-88317-882-X 2001年06月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488317882X/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02037209

『ウェリントンの将軍たち』マイケル・バーソープ
ISBN4-7753-0002-4 2001年09月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775300024/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02070456

『エル・シッドとレコンキスタ』デヴィッド・ニコルPhD
ISBN4-7753-0026-1 2001年11月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775300261/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02093041

『オーストリア軍の歩兵』フィリップ・ヘイソーンウェイト
ISBN4-7753-0004-0 2001年10月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775300040/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02081878

『オスマン・トルコの軍隊』デヴィット・ニコル
ISBN4-88317-850-1 2001年02月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178501/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01987742

『カルタゴ戦争』テレンス・ワイズ
ISBN4-88317-820-X 2000年10月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488317820X/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01937504

『ガリアとブリテンのケルト戦士』ピーター・ウィルコックス
ISBN4-88317-834-X 2000年12月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488317834X/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01963450

『共和制ローマの軍隊』ニック・セカンダ
ISBN4-7753-0028-8 2001年12月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775300288/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02107546

『グスダヴ・アドルフの騎兵』リチャード・ブレジンスキー
ISBN4-7753-0003-2 2001年10月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775300032/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02081877

『グスタヴ・アドルフの歩兵』リチャード・ブレジンスキー
ISBN4-88317-881-1 2001年06月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178811/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02037208

『ゲルマンとダキアの戦士』ウィルコックス・ピーター
ISBN4-88317-872-2 2001年05月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178722/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02024608

『古代ギリシアとペルシア戦争』キャシン-スコット・ジャック
ISBN4-88317-871-4 2001年05月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178714/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02024607

『サクソン/ヴァイキング/ノルマン』テレンス・ワイズ
ISBN4-88317-835-8 2000年12月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178358/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01963451

『サラディンとサラセン軍』デヴィッド・ニコル
ISBN4-88317-836-6 2000年12月発売
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http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01963452

『シャルルマーニュの時代』デヴィッド・ニコル
ISBN4-88317-870-6 2001年04月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178706/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02013917

『十字軍の軍隊』テレンス・ワイズ
ISBN4-88317-822-6 2000年10月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178226/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01937506

『聖騎士団』テレンス・ワイズ
ISBN4-88317-852-8 2001年03月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178528/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01998608

『戦場のスイス兵』
ISBN4-88317-885-4 2001年07月発売
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http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02049565

『中世ドイツの軍隊』クリストファ・グラヴェット
ISBN4-88317-869-2 2001年04月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178692/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02013630

『中世の紋章』テレンス・ワイズ
ISBN4-7753-0001-6 2001年09月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775300016/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02070455

『中世フランスの軍隊』アンガス・マックブライド
ISBN4-88317-853-6 2001年03月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178536/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01998609

『ナポレオンの軽騎兵』エミール・ブカール
ISBN4-88317-851-X 2001年02月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488317851X/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01987743

『ナポレオンの元帥たち』エミール・ブカーリ
ISBN4-88317-886-2 2001年07月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178862/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02049566

『南北戦争の南軍』フィリップ・キャッチャー
ISBN4-7753-0027-X 2001年12月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477530027X/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02107547

『南北戦争の北軍』フィリップ・キャッチャー
ISBN4-88317-887-0 2001年08月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178870/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02060156

『ばら戦争』テレンス・ワイズ
ISBN4-88317-849-8 2001年01月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178498/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01975989

『ビザンティン帝国の軍隊』イアン・ヒース
ISBN4-7753-0025-3 2001年11月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775300253/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02093040

『百年戦争のフランス軍』デヴィッド・ニコル
ISBN4-88317-823-4 2000年10月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178234/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01937507

『フリードリヒ大王の歩兵』フィリップ・ヘイソーンスウェイト
ISBN4-88317-888-9 2001年08月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178889/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02060157

『モンゴル軍』S.R.ターンブル
ISBN4-88317-832-3 2000年11月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178323/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01949817

『ルイ14世の軍隊』ルネ・シャルトラン
ISBN4-88317-837-4 2000年12月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178374/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01963453

『ローマ軍』シムキンズ・マイケル
ISBN4-88317-833-1 2000年11月発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883178331/trpgnet0e-22
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=01949818

 ついでに
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02040942
 bk1の初期20冊セットです。



sfよりコメント

 薄くて高いと言う印象を与えますが、中身はみっちり。値段分以上の価値が
あることは間違いありません。



奥付

 ご意見・ご感想は、 sf@cre.ne.jp への電子メールにてよろしくお願いしま
す。このメールにたいして返信するだけで、感想などを書くことが可能です。
 なお、当メールマガジンの内容は出典を明記すれば、引用は当然自由ですの
でご活用ください。気にいったら友人に紹介して頂ければ幸いです。

創刊: 1997年07月15日 発行間隔: 毎週火金曜日情報号+随時
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企画・制作: 電網工房・匠 (sfこと古谷俊一) <URL:http://www.koubou.com>
発行者連絡先: sfこと古谷俊一<URL:mailto:sf@cre.ne.jp> ICQUIN: 6549565
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文芸広報:2001年12月21日号

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 本号は週一回刊の情報号です。


ちょっと一言

 徳間デュアル文庫『サムライ・レンズマン』古橋秀之 ISBN4-19-905092-2
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 伝説のスペースオペラ小説レンズマンシリーズの、遺族の許諾を受けた外伝
です。『第二段階レンズマン』と『レンズの子ら』のあいだの時期が舞台。
 この展開ペースはレンズマンのノリ。そして懐かしいキーワード。るんるん
気分であります。一月下旬より刊行予定の新訳にあわせた用語の使い方も、半
携帯式にセミポータブルとルビをふったりしてあって、好感をもちます。
 一応は文中に必要な程度の解説などはありますし、話自体は完結しているも
のの、レンズマンシリーズを愛してないひとが読むとどうなんでしょうね。私
には読んでやる気と元気の出る作品でした。



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 文章を書くことについて、いろいろと語りあう場所として、irc.trpg.netの
独立IRCサーバ(案内:http://www.trpg.net/talk/IRC/)上に #もの書き という
チャンネルを常設しております。
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 よりログが自動公開されています。興味をもたれましたら、どうぞご参加を。
新しい参加者を、切にお待ちしております。


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011214

・書けないからといってゲームに逃避するとそのまま書けなくなる
・知人が成功したら嫉妬に心を燃やしキーボードに向かおう
・「首輪を付けたあげく魔法で心を縛られているメイドさんの話」をネタに。
・時期ネタの活用


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011215

・時事ネタのはなし
・無印良品のサイトってシンプル目だな
・「ドラゴンパーティー」の感想
・『開発者列伝』の紹介と感想
・納期のために品質を落とすこと
・小説における出版されたあとの大規模な手直しの事例
・聞き上手になろう
・『ダンピール海峡航空戦 下』の紹介と感想

http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011216

・『エスコート・エンジェル』とプリンセス・プラスティックの話
・「○○したら幸せになれるだろうか」と考えてる時点でやっても無駄な気も
・翻訳『カラー版世界食材事典』と日本の食材の記述されかたの話
・『ダンピール海峡航空戦 下』の感想
・中里融司作品の話

http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011217

・グイン・サーガの話
・『シリーズ応用動物科学/バイオサイエンス5 宇宙の生物学』という本が
・『壁のなかの時計(ルイスと魔法使い協会1)』の紹介・感想
・レンズマンシリーズの話

http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011218

・復刊ドットコムのねこのめ3部作は、復刊が決まっても予約の集まりが悪い
・この投票比の注文実績では今後は復刊に二の足を踏むのが当然だろう
・Webで公開されると商品と同人の差違は見えなくなりがちである
・ナルニア国物語映画化の予定
・電撃hpの最新号の話
・大洋社の文庫発売予定の一覧を見ながら
・『フィンチの嘴』の紹介


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011219

・『サムライ・レンズマン』の感想
・『真拳勝負!』発売まじか
・レンズマンシリーズ新訳版の話
・衝動買いのレポートでも有用なことはある


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011220

・ソノラマ文庫のメールマガジンのはなし
・ねこのめ三部作の復刊と小林めぐみ公式サイトについて
・復刊投票は内金を払って取るべきであっただろう
・500冊だけ文庫を増刷する事について
・クリスマスプレゼントにする本
・ライトノベルにおける魔法少女
・スニーカー・ミステリ倶楽部作品の紹介
・「歴史上の○○が美少女だったら」ネタで奇想を広げる(董卓とか……)


 などの話題で盛りあがりました。



文芸創作な一言:真似したくなる師を持つ

 気楽な問題提起や雑感、ノウハウなどを書いていくコラムです。

 真似がしたいくらいには上手で、真似できそうに見える、目標作家を心の中
に持つってのは、良い手ですね。心の師匠。
 そういう「具体的なイメージ」があった上で、真似しつつも自分のほうが優
れてるポイントを作って行ければ。上達は早いんだと思います。


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す。このメールにたいして返信するだけで、感想などを書くことが可能です。
 なお、当メールマガジンの内容は出典を明記すれば、引用は当然自由ですの
でご活用ください。気にいったら友人に紹介して頂ければ幸いです。

創刊: 1997年07月15日 発行間隔: 毎週火金曜日情報号+随時
前回の発行部数: 588部+melma!版89部
企画・制作: 電網工房・匠 (sfこと古谷俊一) <URL:http://www.koubou.com>
発行者連絡先: sfこと古谷俊一<URL:mailto:sf@cre.ne.jp> ICQUIN: 6549565
文書フォーマット: setext 準拠 <URL:http://www.age.ne.jp/x/sf/SETEXT/>
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文芸広報:2001年12月28日号

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 本号は週一回刊の情報号です。


ちょっと一言

 17インチSXGA(1280*1024)液晶ディスプレイが届く。
 いやーでかい。広い。今までは1024*768でしたけど、使ってみるとえらく違
うもんですね。とっても幸福気分であります。
 画面がひろいと、ものを書くにも調べるにも、便利ですよね。



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新しい参加者を、切にお待ちしております。


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011221

・『真拳勝負!』の感想
・続きが読みたくなるのは良い話である
・復刊されたねこのめ三部作到着
・ロボコンとそれっぽい小説の話
・ゲームルールの小説的価値
・日経エレクトロニクスの開発者列伝の話
・執念や怨念は大切だ
・新人賞作品で続きへの伏線を張ること

http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011222

・物語に異能を折り込むことの意味
・先入観トラップ
・スペース時代劇
・レンズマンは強い
・縮体物質を利用したロケットの話
・時事ネタを異化する
・SF Japan 04 には 山田正紀『神狩りII』一挙掲載予定


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011223

・『真拳勝負!』の感想
・『サムライ・レンズマン』の感想と評価
・SFにおける「大ウソついても小ウソはつくな」
・『ブレイクエイジEX ロアゾオ・ブルー1』の感想とブレイクエイジの話
・手からビームが出ると驚くのかという話


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011224

・電車の中ですること
・『真拳勝負!』の感想
・回復ポーションの謎
・肺結核や癌の話
・電撃hpの投稿短編の感想
・銅さんの星の獣オープニングの感想と改良案
・『魔女でもステディ』の新装版の表紙の話
・『工兵入門』の紹介(九十五式動力作井機〜)
・『クーデター入門』の紹介

http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011225

・世間はわりと狭いという話
・『保存食品開発物語』と馬汗味の生ハム
・参加者に寄る短編の感想・評価・改善案
・常套句の使いすぎの話
・適度な情報飢餓が先を読みたくさせる
・続きがでない作品について
・『サムライ・レンズマン』の感想
・ファンタジーブーム
・配送完了のはずの書籍が届かない謎を追え!!
・『氷菓』の感想と紹介

http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011226

・なんでもあり、というのは諸刃の剣である
・一冊で立てられるキャラクターの人数
・意外性をもってキャラを立てる
・熊とじじい
・むちゃくちゃな料理対決もの
・ファンタジーだと思ったら実はSFでしたが、嫌になる理由
・「届くべきものが届かなかったために起きた悲劇」
・日経サイエンスの電子ペーパーについて詳しい記事の話
・旧訳を出して欲しいというファン心理
・SFオンラインが2月更新分で休止


http://www.cre.jp/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=write&day=20011227

・面白くかつ必要な記述で構成されていれば、読むのに時間がかかる
・『ローマ人の物語』の話
・電撃の三月予定新刊の話
・旧ガンガン連載の行方


 などの話題で盛りあがりました。



文芸創作な一言:失敗覚悟でやってみよう

 気楽な問題提起や雑感、ノウハウなどを書いていくコラムです。

 人間、手痛い失敗を経験してからでないと、いろいろと良い行動・良い方法
などを身につけるのは難しいものだと思います。

 なんだかんだいって失敗するのが恐いからやらない、素晴らしい完全なもの
ができるまでといって作らない、というのはよく見かけるように思いますが。
そうやって逃げていないで「失敗しても良いから立ち向かう」根性がないと、
結局はなにも書けない、書く力もつかない、ってことになりかねないんですよ
ね。
 失敗することを覚悟した上で、ドーンとぶつかる。ある程度手慣れて、目が
肥えてしまった時にこそ、これが大事なんでしょうね。作品をつくりだすこと、
投稿すること、とか。

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創刊: 1997年07月15日 発行間隔: 毎週火金曜日情報号+随時
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企画・制作: 電網工房・匠 (sfこと古谷俊一) <URL:http://www.koubou.com>
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