最終更新:$Date: 2004/11/23 03:49:15 $
有用と思われる本の紹介です。
本のタイトルに、Amazonの紹介ページへリンクが張ってあります。
このサイトは現在、 wikiベースの資料室に順次移行しています。
こちらの更新はしていません。
一部で「やさしいルーミス先生のむずかしい人物画」と評されている、人物画の基本書。
実際に人物を書く際に役に立つ理論が、文章と絵を使って書かれています。
日本での初版が1976年と非常に古いですが、内容は現役で通用するものばかりです。
美術大学の教科書としても使われているらしいです。
人体の動き・構造がメインで、構図やレイアウト、色使いについては全く書かれていません。
そのかわり筋肉や体の仕組みについては詳しく書かれていて、難しいですが非常に勉強になります。
「どうして自分が描くキャラは人間に見えないんだろう?」とか「本気で人物画を練習した〜い!」という人にオススメ。
キャラクターデザインの新人教育書、第一巻。
デッサンについての講座と、キャラクター表、紙上添削、プロのインタビューなどがあります。
講座は、デッサンの基礎が一通りと、キャラの描き分け、構図について、などキャラクターの描き方全般についてのものです。
キャラクター表は十数タイプのキャラを、それぞれ顔・全身、2ページずつ使って描かれています。
アオリ・フカン、様々な角度から描かれていて、要所要所にコメントがあります。
「やさしい人物画」ほど濃くはありませんが、そのぶん分かりやすい本です。