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Date: Fri, 14 Sep 2007 08:30:18 +0900
From: Hiroto Matsuura <matsu@me.osakafu-u.ac.jp>
Subject: [PR-J 01684] PB212「死に定められたもの達の遠征」
To: PR-J@cre.ne.jp
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河内のhiroこと松浦です。

無限架橋BBS(新)での話題にのぼったポケットブック212話
「死に定められたものたちの遠征」をチェコ旅行の鞄に
忍ばせていきました。あいにく、KLMは機内設備が楽しくて
あまり読めませんでしたが(苦笑)、その後通勤列車で
ぱらぱらと眺めていました。

無論、私のドイツ語では細かな内容なんて全然解りません。(笑い)



お話としては、2400年7月1日、若い女性カミー・ニッセンをテラニアへ
の招待を依頼しにパクオール・アームストロングという人物が訪問
したところから始まります。彼女はそこで2人の若い男、
イゴール・カミングス・フレイトとシャクター・デリングハウス
と出会います。この会合を依頼したのは他ならぬペリー・ローダン。

第2章はワンダラー消失時のエピソードのフラッシュバックから。
キント・センター訪問中のローダンの代行、マイクル・フレイトの執務室に
3人の男たちが集まっています。コンラッド・デリングハウス、
ロッド・ニッセン、そしてファン・モデルス(!)。彼らは、
細胞シャワーを受けていた相対性不死者たちを伴って、密かに
あるスプリンガーが最近発見した惑星に隠遁しようという
相談をしています。

場面は変わって、現代(2400年)。ローダンはカミー達に
マイクル・フレイト達が残した録音テープと彼らが
<インペラトール・カエサル・アウグスツス>(略唱<ICA>)
で57名の男女と共に旅立った後の状況を説明しています。

再び過去のテープ。マイクル・フレイトはこのテープが2400年に
大執政官個人によってのみ開封されるように設定したことを
明かした。「どうも、ありがとうございました、チーフ」という
言葉を結びにして。

3人の子孫達は曾祖父の終焉の地を訪れるための宇宙船とパイロット
の貸与をローダンに求めます。ローダンは彼女らの要求に答えました。
スペースジェット<ムルグ・ド・パヤザ>とパイロットとしての
レジナルド・ブルを提供して。

第3章はジェットの飛行中の風景。ブリーはこの旅が軍時行動では
ないことから場を和やかにしようと、目標星シャコーテー
について話したりしています。

突然、場面は過去の<ICA>の飛行場面に転換。どうやら、宇宙
ステーションに遭遇したようです。(が、詳細は不明。)

4章、ブリーとカミーはアンドロメダについて話しています。(そういえば、
この時代はまだアンドロメダに到達してないんでしたっけ。)
シャコーテーの衛星軌道に金属探知。ブリーが単身調査し、
無人になった<ICA>であること、搭載艇が消えていることを
発見します。行き先はシャコーテー以外にはありえない。
ブリーはジェットを惑星表面に下ろします。難破船の発見を
期待し、金属探知の最も大きな場所に。

5〜6章、ブリー達4人は付近を探査中、一団の「騎士」に囲まれます。
彼らの町に連行?され、王(伯爵?)のマヒリ・キ・ティッカのターマール
と対面しますが、意志疎通はうまくいきません。しかし、
同じく囚人のアユラエダ・クルレアヒはテラや<ICA>について
何か知っていそうです。

7章、一行はテラ植民者たちによって解放?されます。彼らのリーダー
はナリアル・ラシュマと言う名前で、ブリー一行にカバス・ニッセン、
ダガイ・デリングハウス、エルテクイン・フレイトを引き合わせます。
テラ植民者達はトランスフォーム砲等の技術を失ってい、
騎士達の脅威にさらされているようです。とはいえ、彼らは
シャコーテーを離れるつもりはないとのこと。ブリーが先祖の墓は
ないのかとたずねたときに、なぞめいた返事が・・・。

8〜10章、カバスとカミーが先頭にたってシャコーテー人から逃走し、
海(湖?)の辺の神殿に辿り着いたところで、場面は過去のフラッシュ
バック。
死を目前にしたマイクル・フレイトら3人も神殿の前に立っていた。(
あれ?モデルスは?)かれらは神殿が惑星規模の集合生命の
ネットワークであることを発見し、それに自らをゆだねたのだ。

11章、カミー達とはぐれたブリーはシャコーテー人の要塞の塔に
軟禁されていた。そこで、地球からの救援船の到着を目撃する。
ターマールはブリーを連れて着陸したテラナーとの交渉に赴く。

12章、植民者とシャコーテー人の和解後、ブリーは
<ムルグ・ド・パヤザ>で地球に帰る。彼はシャコーテー
のポジションデータを破棄し、最後は、「幸運を、
子供たち」というブリーの独白で終わる。



とまあこんな話ですな。>PB212


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Hiroto Matsuura@Osaka Pref. Univ., Mechanical Eng.
松浦寛人@大阪府立大学工学研究科機械工学分野
e-mail: matsu@me.osakafu-u.ac.jp
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