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Date: Mon, 10 Nov 2003 09:15:48 +0900
From: Hiroto Matsuura <matsu@aeslab.energy.osakafu-u.ac.jp>
Subject: [PR-J 01623] Re: PR295
To: PR-J@cre.ne.jp
Message-Id: <10311100015.AA06699@157.16.2.117.aeslab.energy.osakafu-u.ac.jp>
In-Reply-To: <20031108121100.B287C6C54@mail.asahi-net.or.jp>
X-Mail-Count: 01623

河内のhiroこと松浦です。

goyow <goyow@osaka.email.ne.jp> wrote:
> 第295巻を読みました。早い!
>
私はまだ後半の途中ですが、・・・。


> 前半の「反世界のステーション」 P.33 でパラキネティック・エネルギー増大
>の説明で「シーソーを勢いよくスイングさせると」とあるのですが、「ブランコ」
>の間違いじゃないのかな? シーソー = ギッタン・バッコンよりもブランコの
>方のイメージの方がわかりやすいように思うのですが。
> 翻訳ミス? or 原文がそうなっている?

原文は
「Denke ab eine Schaukel, Gucky!」
です。辞書によると、Schaukelにはブランコとシーソーの両方の
意味がありますね。

とは言え、ドイツの公園に日本で言うところのブランコやシーソーが
あったかどうかは自信はありません。今年と3年前のドイツ旅行の記憶を
絞り出しても、日本的なブランコは無かったように思います。

結論として、日本人のイメージに合わせるなら五葉さんのおっしゃるように
ブランコを選ぶべきなのでしょうが、ドイツでエーヴェルスが書いた
時には、ドイツ式シーソー(日本のギッタン・バッコンとは違う?)を
念頭にしたのかもしれません。

何れにせよ、エーヴェルスという人はわけの解らない登場人物を
出してストーリーを混乱させるのに空き足らず、わけの解らない
概念をいきなり持ち込み、もったいぶって解説を加える割りには
結局それっきりということが多いように思います。今回の
反世界ももう二度とストーリーには登場しないのでは?


--
Hiroto Matsuura@Osaka Pref. Univ., Energy System Eng.
松浦寛人@大阪府立大学工学研究科エネルギー機械工学分野
e-mail: matsu@energy.osakafu-u.ac.jp
Tel   : 081-(0)72-254-9226   Fax   : 081-(0)72-259-3340
 
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