細江です。
２９４巻後半『サヴァイヴァル・スペシャリスト』を読んでです。
今回の見所はやはり、２人のＵＳＯスペシャリスト、トングとタングの傑
出ぶりです。
泣く子も黙る環境適応テラナーの雄、オクストーン人。
自分が最初にローダン・シリーズを読んだのが１００〜１１１巻あたりで
して（古本屋の３冊１００円コーナー）、オクストーン人（オマール・ホーク）
をかなり早期に知りました。
そのため当初は、その規格外れのメタボリズムに違和感を感じなかったの
ですが、より深くローダン・シリーズを知るようになった後で、他の環境適
応テラナーと一線を画す設定に遅れて驚いたという経緯があります。
Ｍ−８７サイクルでは、２人だけで二次制約者を捕虜にするわ、パラディ
ン開発に際し反対派の根拠になるわ、とすごい活躍です。
真空でも生きられるので、ブルータイガーの連中は、逆上した大提督の下
した「船底くぐり」を下着姿で平然とこなす事でしょう。
さらにトングとタングの２人に関しては、水素呼吸すら行ないます。
水素を吸ってアンモニアを吐くメタボリズムとなると、まるっきりメタン
ズです。酸化物はやはり経口摂取でしょうか？
それどころか酸素も水素もどちらもＯＫとなると、生物として一線を超え
ています。あるいは右肺に酸素、左肺に水素を入れると、吐く息は火炎放射
になる？
酸素呼吸に頼らない様に細胞代謝を変えてしまうとは、例えば水棲になる
事よりはるかに異質な生物になってしまう事です。
テラナーとして、いえそれ以前に、地球起源の知性体としてご先祖様（カ
ンブリア時代の）に申し訳が立たないとは思わないのでしょうか？
というようなオクストーン人のすごさのせいで、ダライモクの「実はサイ
ノス？」疑惑（ドラゴンへの変身能力）がかすんでしまうのでした。
>貨物は転送機ではないでしょうか。（コンテナ街道というものも
>あることだし。）
転送機もインターネットと同じで、つなぎっぱなしにしたら安上がりなの
でしょうか？
このままいけば、アコン人よろしく宇宙船を捨ててしまうんだろうなぁ…
外敵さえ来なくなれば（ローダンがいる限り危機は途切れない…）。
今週のメールマガジンを読んで。
小噺「人生の墓場」
「よし結婚式は延期だ！」
「この期に及んで覚悟を決めないか、でぶ！」
（Basterd持ちの男にツッコマれている所がミソ）
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