細江です。
294巻前半『アスポルク救援船団』を読んでです。
かなりよかったです。
タイトルと違って救援船団そのものは登場せず、その準備に奔走するブリ
ーたちの姿が描かれていました。
久しぶりにブリーが主役で、しかもいつもの冒険活劇でなく、討論とデス
クワークを中心に展開し、新鮮味がありました。船団の準備と議会対策が同
時に進む構成もよかったです。
そもそも作中で、太陽系議会が開催されたのが珍しい事です。失礼ながら、
議会もちゃんと機能してたんだと感心してしまいました。
こういったちゃんとした議会は、ドルーフ艦隊襲来直後の騒動(というか
太陽系内にとどまり続けるスプリンガーの方が脅威でしたが)による、テラ
混乱の危機以来の事でしょうか?
このサイクルは、冒頭から大執政官選挙が話題に上がっていて、何と言う
か「政治」がこのサイクルのテーマなのかと思えてきます(当時のドイツで
政権交代劇でもあって、トレンディな話題だったのでしょうか)。
今週のメールマガジンを読んで。
>2200 . Robert Feldhoff / Der Sternenbasterd / 星の混血児
basterd。英語ならbastard。
某集英社の漫画のタイトルで有名で、訳は私生児ですが、転じて「規格外
のすごい奴」といった意味もある様です。
というわけで、Sternenbasterdは今年の日本で訳すと「星の私生児」でな
くて…
「星野、スゴイやつ」
になります。
(サブタイトルは「堂々の勇退」)
(はて日本シリーズの結末は!?)
(別に阪神ファンではないのですが、今年1年のスポーツニュースは「虎と
ゴジラ」でいっぱいでしたから)
松谷先生も日本シリーズは(犬の散歩をしながら)聞いていましっけ。
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