細江です。
293巻後半『虚空からきた巨人』を読んで、つらつら思う事。
タイトルを見ていて思った事。
17年ぶりの快挙なのでDer Tiger aus dem Allにすべきだ!
(虚空から来た阪神、と訳す)
直径200キロメートルの巨大隕石の正体は宇宙船で、しかもまた宇
宙に飛び出します。
光の守護者の眠っていた球形船でさえ30キロメートルですから、桁
違いに大きく、面積で考えれば都道府県1個分です。
ローダンたちは驚いていますが、しかしつい先日までもっと信じられ
ないサイズの宇宙船=大群を相手にしていたのですから、内心あまり新
鮮味はなかったのかも。
今のテラより技術に劣ったはずの旧アルコンでさえ、シンクロン三惑
星を構築していますので、200キロメートルぐらいなら動いても別に
驚かない?(三惑星は恒星間移動はしていませんけど)。
遷移技術をアルコン人は5万年前から使っているとありますが(22
1ページ)、アルコンの歴史はそんなに古くないですし、5万年前当時も
遷移技術は劣る技術とされていました。フランシス先生のポカ。
その遷移を隕石は用いていますが、より少ないエネルギーで移動でき
るように改良されています。
劣るはずの技術を突き詰めて完成させるという設定は面白いです。研
究者(挑戦者)たちの技術開発史が想像できます。
飛び去る隕石の追跡に巡洋艦戦隊49隻全てが発進します。
さらに残ったコルヴェット50隻もアスポルコスの食糧を求めて他の
星に全部投入。
グルエルフィン遠征で、搭載艦艇を全て出撃させた後のカタストロフ
ィで、1隻にすし詰めになって逃げ延びた経験はどこに行ったのやら。
今週のd-informationを読んで。
うーむ、知性と賢明さは違うのか。
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