よこからすいません、Justyです。
285巻「カピン船隊」を読みました。
まだ読んでない方もいらっしゃると思いますので、ひとつだけつっこみを・・・。
P149 「・・ノストラダムスは苦情もいってきた。カマシュ人パトゥリ・ロコシャン
がタボラを盗んだというのだ。・・」
苦情ですむことなのか? それ?
----- Original Message -----
From: "HOS" <gazelle@capella.freemail.ne.jp>
To: <PR-J@cre.ne.jp>
Sent: Sunday, November 10, 2002 11:04 PM
Subject: [PR-J 01551] DER MANN AUS DEM EIS
> 細江です。
> 284巻前半『氷界から来た男』を読んでです。
>
> ようやく登場、ノストラダムス!
> 思えばこのサイクルが始まった時は、彼の予言した恐怖の大王がやっ
> てくるぞと騒いでいた時期。
> 大群こそ恐怖の大王だったとか、終末予言が外れたから南極の氷山に
> 逃亡したとか、五島勉はサイノスだったとか、書くべきネタは、ま、い
> ろいろあります。
> 少なくともローリンとドラン禍の時ぐらい、南極も攻撃対象になった
> んだから防衛に協力してくれてもよかったものを。
>
> パラトロン・バリアから大群船団が撤退したのをみて、ようやく全艦
> 隊を出撃させるローダン。
> 原母との戦い、痴呆化現象を乗り越えてなお、太陽系艦隊が9万隻も
> 残っているとは、もともとどれだけあったのでしょう。
> 本国艦隊だけなのか、他の星系に駐留している分も含むのかもわかり
> ません。
>
> 先行した艦隊の旗艦<ホンコン>に座乗する司令官はヤトゥヒン大佐。
> 1400年前に家名断絶したかと思ってました。
> でも帝国史に残る重要な戦いの前に循環器障害を起こし、職務不能。
> どうやらそういう運命の家系らしいです。
> <ホンコン>の次に大きいのが<クルセイダー>ですが、艦長は大佐
> でなく少佐。ひょっとしてこの先行艦隊、ソラー級以下の小型艦だけで
> 編成されていたのかもしれません。
>
> 撤退を考えるデラゴルデ少佐(69ページ)。ヤトゥヒン大佐は徹底抗
> 戦を命じたという事は、やはり司令官だけは絶対服従を洗脳されている?
> 600隻を失ったから撤退というのですが、もともと4000隻だか
> らまだ8割以上残っているでしょうが。と思ったら、次の攻撃ターンで
> 全滅。
> 4回撃ち合っただけで終りとは、撤退を考える割には勇猛な戦いで本
> 隊到着までの時間を稼いでくれました。
> それで一番の見所になると思った、主力艦隊同士の決戦は75ページ
> から83ページまでの行間で終わってしまいました。
>
> 殲滅スーツ。
> デ、デザインが不恰好だ。文中に不恰好だと書かれているくらいに不
> 恰好だ。日本でアニメ化したら確実にデザイン変更になるくらいに不恰
> 好だ。
> その殲滅スーツを託されるアラスカ。マスクをつけた男が乗って、機
> 体を赤く塗ってツノをつければ3倍の速度が出せるとか出せないとか。
> 服でなくスーツと訳されて、どうしてもアニメ的発想をしてしまいます。
>
> しかし、本文をよく読むと殲滅スーツをつけている意味が実はあまり
> ありません。
> 墳墓に侵入したのも9人のイマジナールを葬ったのも、全てパラ次元
> キイの機能を使っての事。殲滅スーツの機能はせいぜい衝撃を吸収した
> 位しか描写されていません。
> その本来の機能?が判明するのは、次サイクル以降の模様です。
>
> 今回の主役は間違いなくイマーゴIとII。
> 特にシュミットは実質1人で2つのスタト惑星を次々と渡り、9人の
> イマジナールと再会を果たし、カルドゥルスを絶滅させ、100万年越
> しの決着をつけた上で、安らかに眠りました。
> 準レギュラーの異星知性体の英雄的な死に際を美しく描いたのは、グ
> レク1以来ではないでしょうか。
>
> それに対してアトランは、ノストラダムスへの私怨が120%丸出し
> で、サイノスの助言に全て反対し続けます。
> アンドロメダサイクルとは逆に、サイクル終盤で思いっきり株を下げ
> てしまいました。
>
> 283巻後半からの2話で、大群の謎を明かし、アラスカ達をローダ
> ンに合流させ、偽神たちとの戦いを終結させる。サイクルのクライマッ
> クスとして素晴らしい展開でした。フォルツ先生ってやっぱりすごい。
>
> 今週のメールマガジンを読んで。
> 日本版で大群とサイノスの使命が判明した時に、何とタイムリーな。
>
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(PR-J ML)
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