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Date: Thu, 7 Nov 2002 00:03:19 +0900
From: "HOS" <gazelle@capella.freemail.ne.jp>
Subject: [PR-J 01546] GESPENSTERJAGD
To: <PR-J@cre.ne.jp>
Message-Id: <001201c285a6$1311e380$79d1d6ca@computer>
X-Mail-Count: 01546

 お久し振りの細江です。
 気付けば大群サイクルも終了目前。
 今さらながら282巻前半『怪物狩り』を読んでです。

 交渉の特使として太陽系に派遣された偽神ユクラントミュル。交渉前
に安全のためと称して徹底的に検査され、ついには冷凍までされてしま
います(61ページ)。
 その前にテレパスが意識内容を調べて害意なしとしている(57ペー
ジ)ので、水星で破壊工作を行いだしたのは、実はこの不当な扱いに怒
ったからではないのか。と考えてしまいました。(特使に対してあまりに
失礼な安全処置ではないですか。)
 93ページのイラストのユクラントミュルですが、今までの偽神とは
外見が異なります。
 偽神はその特殊能力同様に外見も個体差が激しいのでしょうか。
 それとも解凍不十分でこんな姿に!?

 35世紀にもなって、角砂糖よりも氷砂糖を優先的に作っています(8
4ページ)。
 細江の日常生活では子供の頃から角砂糖が当り前で、氷砂糖は滅多に
というか今までに一度しか見た事がありません。20年前のドイツでは、
まだ角砂糖は貴重品だったのでしょうか。
 それで146ページの「異質有機体からなる炭水化物の一種」っての
はタッチャーの持っていた砂糖の事。
 たかが単純な二糖類ぐらいで死ぬなよ、歩行カタツムリ!
 もっともテラナーも、C2H5OHなどという単純な化学物質に中毒を
起こしていますけど(23ページ)。

 メインキャラは例によってダライモク・ロルヴィクとaクラス火星人の
2人。
 今までタッチャー・ア・ハイヌの視点から、いかにロルヴィクが変な
やつかが描写されてきましたが、この巻になってますますタッチャーも
また変なやつだなと思うようになってきました。思考過程を無視して彼
の行動だけを追っていくと、不自然な行状ばかり。
 会ったばかりのカルー・ア・ヴァキャット(登場人物紹介に彼女の名
前がないのはなぜ?)といきなり結婚にまで話が進むとは、火星人はよ
く分からない。やはりタコさんの仲間だから?(ロルヴィクが火星ノミ
などと言ってますが、火星人といえば蛸というのは国際標準ではないの
でしょうか?)


    

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