お久しぶりです、というか ^^; こんばんは
読書の秋というのでもないのですが、やっと第280巻を読み始めています。
ローダンシリーズの「いいかげんさ」はそれなり面白くも感じていますが、ちょっ
とひっかかってしまい、気になって仕方がありません。
つまずいたのは30ページの終わりの次の部分です。
-----ここから-----
格納庫は無数の投光器に照らされて、まぶしいほどである。整備チームには緊張がみ
なぎっていた。ハンマーの音、テスト機器の作動音、自動フライス盤が新しいネジを
切りだしていく騒音……
-----ここまで-----
ローダンの世界というか、宇宙飛行が可能な世界で、格納庫が無数の投光器で照ら
されているのに奇異に感じられます。
「無数の投光器に照らされて、まぶしいほどである」という表現からは、ギラギラ
した空間を想像してしまうのですが、35世紀もそうなんでしょうか?
そこまで照らす必要があるのかな?ということです。
でも、まあ、よしとしましょう。
「整備チームには緊張がみなぎっていた」はまあいいでしょう。
コマンドが生きて帰れるかどうか、整備チームの仕事にもかかっているわけです。
緊張するところです。
「ハンマーの音」、まてよ、蒸気機関車は出発前の点検で動輪をハンマーでたたい
て回るという話を聞いたことがあるが、それと同じ事か? そんなはずは ^^;
「テスト機器の作動音」これもいいでしょう。
「自動フライス盤が新しいネジを切りだしていく」ここです。ここが一番ひっかか
るところです。
「自動フライス盤」というのは知りません。まあ、「ネジを切りだしていく」機械
なんでしょう。
しかし、「新しいネジを切りだしていく」というのはどうしても納得できません。
飛行の直前に新しいネジを切る必要はあるのでしょうか。スペース・ジェットも既に
規格化され、いくら特殊なネジとはいえ規格化されたものを使用しているのではない
でしょうか。
今、この場でネジが必要であり、そのネジは規格品の中になく、今ここで切らなけ
ればならない。
さらに、そのネジは、今ここで切ることができるネジである。とても不思議な感じ
がします。
また「スペース・ジェットにはネジが使われている」ということにも疑問を感じま
す。溶接じゃないの?一体成形じゃないの?と。
ここまで考えると、どう考えたらいいのか分からなくなってきます。
早く追いつかなければと思いつつ。
もしかしたら既に話題になり解決された問題かも知れません。ゴミかも知れないと
思いつつも書いてしまいました。すみません。
五葉 goyow@osaka.email.ne.jp
http://www.asahi-net.or.jp/~nh4t-ymmt/
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(PR-J ML)
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