細江です。
プシオンは超能力のエネルギー単位ですか。
現在の大群サイクルでは単位として用いられていませんので、少し異
なる解釈ですね。
今の時点では、超能力の高次エネルギーの別称という方が適切な感じ
です。
わざわざプシオンという新しい単語を出さなくても、ダッカルやセク
スタといった語句から組み合わせても間に合うものを。
大群サイクルになってから唐突にロボット3原則が出てきて、その詳
しい説明はされていませんでした(さすがにアシモフの名前を出すのは、
はばかられましたか)。
ひょっとしたら大群サイクル時代のドイツのSF界では、プシオンは
ロボット3原則と同じくらいに一般的なガジェットだったのかもしれま
せん。
当時の他のヘフトにバシバシ出ていたりして。
> アトランやボスティクを見ていると、むしろ織田信長のような……(^^;
国を作った人、国父、初代国家元首という意味で、家康にしてみまし
た。
アメリカならばジョージ・ワシントンですし、ソ連ならレーニンになり
ます。(ガンジーは国家元首になったんでしたっけ?)
はて、ドイツでしたら誰が適当でしょうか?
第3帝国の開祖たるチョビ髭の小男しか思いつきません。
信長は志半ばで倒れましたから、ちょっと違うかなと。
もっともグワロン一世の「新兵器の重力爆弾をアコン領にボコボコ落
としまくって、鎖国政策2万年のトラウマを引き起こした程の仮借なさ」
は、比叡山を焼き尽くした戦国の鬼神にも通じる所がありますね(見て
来た様な事をいう)。
ニムバス。名前だけしか知らない古い作品。
こういうのを話題に出来る世代がローダン読者の中核、なのかなぁ。
(新世界戦隊でさえ古書店で偶然手にした古文書のようなもの)。
二桁台の時に、巻末にローダン百科を載せていましたが、そのときは
「島のマスターたち」と書いていましたっけ。普通に訳すとそれが自然
な訳語ですよね。
初出はツインでの冒険の最中。
ここで島の王と訳した事で、異銀河に君臨する謎の支配者というイメ
ージに想像力が刺激され、アンドロメダ・サイクル全体の雰囲気が膨ら
んだ気がします。
先読みもせずにこういう語句を選べた松谷先生の、才能でしょうか。
ワーグナーの歌劇。
ニュルンベルグのマイスター・デア・インゼル。(なんなんだ?)
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(PR-J ML)
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