細江です。
 引き続き280巻後半『タムブー神、グッキー』です。
 今回登場する偽神はイザンアラ。大根の葉と煮たらおいしそうな名
前です(それは魚の残りのアラか)(遺残アラ?)。
 その能力は一種のアンティで、テレパスに思考を読まれず、テレキ
ネスにも動かされず、テレポーターも一緒に連れてジャンプする事が
出来ません(181ページ)。
 しかし、フェルマー・ロイドは着陸前のコルヴェットからイザンア
ラの思考インパルスをキャッチし、グッキーを歓待しようとしている
意思までも読み取っています(207ページ)。
 テレパスに思考を読まれないんじゃなかったんかい!?
 さらに正気に返ったグッキーは、イザンアラがミサイルを発射しよ
うとしていた事を読み取っていました(266ページ)
 テレパスに思考を読まれないんじゃなかったんかい!?
 イザンアラが宇宙港を破壊しようとするのを防ぐタイミングで、ア
トランはパラライザーを発射しました(254ページ)。
 宇宙港にいる補助種族の事を考えての措置かと思ったら、あとはど
うなろうと知ったこっちゃないとばかりに、偽神を放置してトンズラ。
 目覚めたイザンアラが惑星各所を次々攻撃して虐殺をしたらどうす
るんだ。
 一切干渉不要と言い張るアトラン。さすが冷徹な大提督。
 と思ったら、リニア飛行できる長距離ミサイル3基に追いかけられ
る羽目になってやんの!
 今回、詰めが甘かった模様。
    
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(PR-J ML)
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