細江です。
２８０巻前半『錯乱の星』についてです。
１２４ページで偽神とカルティスの新たな関係が判明しました。偽
神は自分たちのためにカルティスに分裂させたいのですが、同時に副
作用のため分泌させたくないのです。
２７５巻前半で、偽神はカルティスが分泌する活性化霊薬を目的と
して分裂に手を貸していたと判明した時、現代の我々も家畜を飼育し
繁殖させる点で似たようなものだと思いました。丁度、カルティスが
ウシで霊薬が牛乳に相当します。
この相似を踏まえて読みますと、カルティスを冷遇し始めた偽神た
ちの行動は、昨年来の狂牛病騒動を想起させませんか？
今回もサンダルの矢は偽神を倒しました。前回は多数の火器で過負
荷になった個体バリアの隙間からの狙撃でしたが、今回のイザンオム
リメルは、不用意にハルト人に接近したために頭から投げ落とされ、
数回殴られた後で（この時点で普通は即死）、火薬付きの矢で胸を射
抜かれて爆死しました。
かなり念入りな死に方です。（サンダルの復讐心というか、クナイ
フェル先生の作風というか）
>M87サイクルで、ヒュプノクリスタルに乗っ取られた戦艦＜オマゾ＞を
>奪回すべく、ダントンとアトランが乗り込んでいくとき、惑星タフン
>での手術の成功例は1万人に一人で、成功したカソムでさえ
>1週間は狂気すれすれだったとアトランは言っていますね。
当時のメンタル安定化手術はそんなに危険でしたか。
そうなると、ＵＳＯのスペシャリストを手術するより、先に手術に
成功した士官候補生をUstracに送った方が効率がいいです（すっごく
非人道的！）。
というか成功率1万分の１って動物実験レベルの手技！
今週のメールマガジンを読んで。
>ANDROMEDA-Zyklus
旧作を編集しなおしただけと勘違いされそうな安易なサイクル名で
すね。
>ゴチン
日本なら「道」とでもなるのでしょうか。
Goto
(PR-J ML)
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