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Date: Mon, 18 Mar 2002 21:40:42 +0900
From: FURUTANI Shun-ichi <sf@cre.ne.jp>
Subject: [PR-J 01481] Re: PR278
To: PR-J@cre.ne.jp
Message-Id: <200203181241.VAA27322@ns>
In-Reply-To: <200203090422.NAA00971@helios.energy.osakafu-u.ac.jp>
References: <200203090422.NAA00971@helios.energy.osakafu-u.ac.jp>
X-Mail-Count: 01481


On Sat, 9 Mar 2002 13:22:45 +0900 (JST)
matsu@aeslab.energy.osakafu-u.ac.jp (Hiroto Matsuura) wrote:

 電網工房・匠のsfこと古谷俊一と申します。
 主催していてもろくに書いてませんでしたね(;^^)

 新刊ごとに告知や感想でも書いて、ついでに購入リンクも宣伝しておこうかな
と。掲示板でも書きましたものを。
	http://www.mahoroba.ne.jp/~furutani/book/PR_FREE.html

 ハヤカワ文庫SF1392『宇宙英雄ローダン・シリーズ278 太陽系の楯』
 著:H.G.エーヴェルス,ウィリアム・フォルツ/訳:天沼春樹
 ISBN4-15-011392-0 本体価格540円 文庫294ページ 2002年03月発行
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-sf0023&bibid=02141802
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150113920/trpgnet0e-22

 例によってドタバタな破壊工作ミッション。初期のとちがいプロっぽい計画性
やなんかが抜けてるのが残念ですね。しかし直系四光年の恒星という無茶な舞台
も、小銀河を転移させつつ移動させる中枢ってことでは、なんとなくそんなもん
でもいい気分になってしまいます。絵的な無茶、設定の使いまわしによる重層性、
時々光る深みをみせるセリフ群、ってのがローダンシリーズの魅力なのかな。

 前半「太陽系の楯」は色々とネタはつまってるものの全体の筋には関ってない
のでドタバタ度が高くなってます。
 後半「大巨星」ではサイノス一族の秘密についての伏線を張りつつ、ミッショ
ンは達成したものの……という引きで終わって「次号を待てっ」状態。ドイツで
は週刊連載ですからねぇ。


sfこと古谷俊一 / 奈良県香芝市在住 / ICQ # 6549565
(個人事業)電網工房・匠 http://www.koubou.com/
「創作文芸の書き手と読み手の底上げ」を目ざす最古の創作文芸情報メール誌
http://www.cre.ne.jp/writing/maga/BK/ 「文芸広報」創刊1997/07/15
<URL:http://kataribe.com/> TRPGを中核とする創作コミュニティ 語り部総本部
<URL:http://www.cre.ne.jp/> 創作者のためのサービスプロバイダ CRE.NE.JP

    

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