西塔玲司@船橋です。
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> パラディンってもはや有人ロボット兵器の代名詞?(われわれにとって
>のガンダムみたいに)
えっと〜。
d-info 129:
|「深く静かに潜行する、潜水艦」
|「突撃する、2体のパラディン」
d-info 131:
|「カツゴ――アルコンの重装甲戦闘ロボット」
|「――に偽装した、USO特務ロボット2機」
|「――と、カァル・カスコ中佐麾下の精鋭シガ人部隊」
d-info 147:
|「ボスティク1世と〜」
|「惑星エルトルス潜入作戦でも活躍したパラディン部隊――偽装アルコン戦闘
|ロボット――が〜」
これ、全部おなじものでして。
パラディンではなく、カツゴ・ロボットといいます。実際には、カツゴはアル
コン艦隊の用いる戦闘ロボットなんですが。それに偽装した2体のロボットを、
シガ人のチームが操縦している。
カツゴ型戦闘ロボットといっても、従来それを解説していないので、はしょら
ざるをえなかったため、「パラディンみたいな偽装ロボット」>「パラディン」
になっちまった……んだと思いますです、はい(汗)
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> 273巻後半のタイトルは『テラナーとサイノス』ですが、原題のMENSCHEN
>UNTER CYNOSって、「サイノスの支配下にある人類」が直訳になるんで
>すね。
「支配下にある〜」は、確かに unter の意味にあるんですが、ストーリーの
中身をみれば、「サイノスの船に招かれたロルヴィクたち」>「サイノスにまじ
った人間たち」ないし「サイノスのあいだの人間」が正しい直訳(?)ですね。
どうやら英語の under には、同種の意味はなさそうです……。
なお、Menschen は Mensch の、Cynos は Cyno の、それぞれ複数形です。種
族名を複数形で訳すのは、アラスやマークスの例にもみえるPRSの伝統ですね。
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西塔玲司 (Psytoh Reiji)
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