細江です。
引き続き273巻後半『テラナーとサイノス』を読んで、いろいろです。
サイノスの実力ですが、やはりどうみても弱いです。
232ページで、乗員は全てコレッロみたいな連中、とロルヴィクは予
想していますが、実際は千人がかりの超心理ブロックでもコレッロには歯
が立ちませんでした(264ページ)。
せいぜいバアロル教団レベルではないでしょうか。
バタフライを蝶でなく、女性の名前と勘違いするタッチャー。
マダム・バタフライを知っているなら、それはそれで賢いです。
バタフライといえば、「無駄に体力を消耗する派手な泳法」ってのを思
いつきます。
「水泳でなく、テニスでしょう。お蝶夫人は!」
ロルヴィクとグッキーのテレパシーコンタクトは258ページで成立し
ているのに、261ページではローダンがロルヴィクがいるのを見て、驚
きの表情を見せています。
なぜ?
レジナルド・ブル国家元帥には、今回、愛称のブリーは使われませんで
した。ローダン自身でさえ、ブルと言っています(285ページ)。
登場人物紹介ではいつも通り、カッコで(ブリー)とありましたけど。
人物紹介といえば、今さらですがコロム=カン大佐の栄転後の<インタ
ーソラー>の艦長は、誰なんでしょうか。作中に未登場のようです。
大群の船団追跡のために(撃墜のためではない)、搭載コルヴェットを
50隻全てを出撃させる<インターソラー>!(178ページ)
直衛あるいは脱出用に少しは残しておかないと、またモリタトールの惑
星脱出の二の舞になるぞぉ。
タッチャーとロルヴィクの関係は、ピコットとノメ・チャトに似ていま
すが、それでも何か陰湿って感じです。
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(PR-J ML)
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