釧路の白谷和明です
----- Original Message -----
From: "HOS" <gazelle@capella.freemail.ne.jp>
To: <PR-J@cre.ne.jp>
Sent: Monday, September 24, 2001 7:29 PM
Subject: [PR-J 01418] DER MASKENTRA"GER
> 細江です。
> 272巻後半の『消えた仮面の男』について書きます。
>
> さらに、アラスカだけが巻き込まれた理由と、敵をうまく倒せた方法と、
> 心を葛藤させる原因が全て同じという点も、作品全体に一貫性を持たせて
> います。
> アラスカのアイデンティティそのものが物語を導いているのです。
> というわけで今回この話は個人的に評価が高く、佳作と考えました。
私も良かったと思います。
> 『「わたしには、超自然の力などない」と、マスクの男ははげしくいった。
> 「ただの、どこにでもいるテラナーだ」』(245ページ)
> などと無自覚かつ無責任な発言をするアラスカ。
> あんた、無茶苦茶レアケースだぞ!
「俺は一生マスクマンなのか!」と悩みまくるより
いいでしょう。一人戦隊マスクマン大活躍。
>
>
> 今週のd-informationを読んで。
> クルト・ラスヴィッツ賞の海外部門が『苦痛』。翻訳部門も『苦痛』の
> 翻訳にたいしてで、同じ作品!
> おーい、そもそも海外作品は普通、翻訳されているのであって・・・
> ドイツ以外にドイツ語の国ってありますか?(植民地とか持ってなかっ
うーん、海外部門は外国で初出の作品がドイツでも刊行されたもの
(作品、原作者)、翻訳部門は翻訳者に与えられるもの
なのでは。オーストリアSFなら、そのまま出せると思うけど、
スイス・ドイツ語圏や、オランダ(フラマン)語は近いといっても
翻訳者いるかも。
松谷先生が生前、「ドイツ語から英訳なんて、翻訳などと言えない、
その程度はコンピューターで自動的にできるようになる」と
どこかに書かれてたような。(日本語訳の大変さ、言いたかったのと
思いますが)
白谷和明 fwiv7803@mb.infoweb.ne.jp
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(PR-J ML)
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