細江です。
何事もなかったかの様にメールタイトルを新しくして、『<ジェヴァリ
の偵察兵>』についてです。
(複数形でいいんですか、Spa"herは?)
ほとんど条件反射で使った矢を回収してしまうサンダル(120ページ)。
その割には核弾頭つきの矢は惜しげもなく射ちまくります。
やはり物資の乏しい原始惑星で生まれ育った性分でしょうか。「薬莢を
拾い集める旧日本陸軍」の哀愁を想起させます。
クライマックスはイザントラモンとの最終決戦。でもあっさりと片付い
た印象が強いです。
初めての黄色い偽神との直接対決なのに、敵の台詞(口上?)もなけれ
ば、アトランは生け捕りにしようともしません。全力で攻撃して圧勝して
しまいました。
バリアに開いた数センチの隙間を弓で狙撃し、中のイザントラモンを焼
き殺す・・・。やっぱりまるでゴルゴ13だよなぁ(過負荷でああいう風
に穴が開くバリアは、個人的に好みじゃありません)。
謎の敵である偽神が、奇襲を前にすると『跳びあがる』ってのもかっこ
わるいです(144ページ)。こいつ、テラナーの行き当たりばったりの
コマンド作戦で暗殺されたわけか・・・
序列が下位の「島の王」もかなり容易に倒されていましたっけ。そこら
辺を思い出させます。
ローダンの敵は正体が判明すると弱くなるのは、ある種の法則のようで
す。
次に出て来る黄色い偽神には「私はあんなヘナチョコなイザントラモン
などとは違う!」などと言ってもらいたい所です。
と期待しつつ272巻後半に戻ります。
ファン作家が本編デビュー。
まぁ、日本でも同人漫画家がプロになりますし(違うか)。
しかし「トルーキンの世界」ってドイツで未訳でしたかぁ。ちょっと意
外な感じ。でもないか、指輪の世界の雰囲気とドイツはしっくりきません。
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(PR-J ML)
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