細江です。
273巻を買いました。今月は早く書店に並んでいました。
本来は前の巻に収録されるはずだった『<ジェヴァリ>の偵察兵』をよ
うやく読めました。
が、池田先生からのメッセージはなし。
編集部が『都合により』などと書くのは、ごまかしているみたいでちょ
っとイヤです。
長いシリーズ、こんな事もありますさ、と開き直った方が潔い?
しかし、挿絵がなかったり、エピソードが入れ替わったり、その余波で
誤字が増えたりと、一度、翻訳/出版態勢の立て直しが必要かと思います。
さて、内容ですが・・・
サンダル大活躍です。
というか、彼の弓の腕前はゴルゴ13レベルに異常です。
基本的に標的を外さない。しかも10秒で6本の矢を放つ(42ページ)
なんて、新ミュータント部隊に入隊できる能力です。メルコシュよりも役
に立ちます。
個人的な弓術の経験では(といっても遊園地のアーチェリーですが)、
ちょっとの練習で10秒に1本の早さで射る事は出来ます。狙いさえつけ
なければの話で。
RPGの地下牢と龍ゲーム(著作権の関係で正式名称は言えませんが)
で、1ラウンドが10秒なのはちゃんと理由があるのだと勝手に納得した
ものです。
弓は非エネルギー性兵器だと言っていますが、あんた矢尻の核弾頭は5
次元性だろう、とツッコミ。
どんなに命中率が高い名手でも射程距離は伸びないはずなのに、なぜか
言及なし。
せめてボウガン(某地下牢と龍ゲームではクロスボウといいますが)だ
ったら、メカニズムにテクノロジーが組み込まれたと解釈できるのですけ
ど。
何か裏設定があるのでしょうか、サンダルには。
個人的にはシェール先生のロケットピストルが好きです。
今週のd-informationを読んで。
> 2095 . Uwe Anton / Nekrophoren / 搬死素
ゲネシス危機を創世危機と訳した松谷先生の御苦労を彷佛とさせます。
(原語タイトルをこの訳に到らしめるだけでも、すんごく疲れそう)
Goto
(PR-J ML)
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