細江です。
久し振りにですが、271巻前半『パニック・フィールド突破!』につ
いてです。
表紙イラストはケンタウルスのタクヴォリアン。挿絵ではよく馬頭マス
クを外していますが、作中ではほとんど装着しています。
彼のアイデンティティ的に自分の本当の顔を隠すのはどういう気分なん
でしょうかね(アラスカは論外。めーわくだからつけてなさい!)。
童顔にコンプレックス? むしろ下半身(馬体)に不随意な点があるの
を嫌っているみたいですけど。
ハルノが再登場しました。こいつ、時々合流してくるんだけどいつの間
にかバイバイしてるから、<それ>以上に所在不明なんですよね。
どうしていつもトラブルが解決する前に(サイクルが終わる前に)ロー
ダンの元を離れているか、わかりません。
ほぼ無限の寿命をもっているのだから、1年ぐらい旗艦に同乗していて
くれれば助かるのに。
ま、ダールトン先生の気が向いたら登場する便利な奴、なんですけど。
今回は立ち去る際にハルノは黒いボールの肉体を残しています。かつて
のエラートみたいですが、ハルノって<それ>同様に精神だけの存在じゃ
なかったんかい!?
魂が抜けた瞬間に、肉体が元の反物質に変化しなくて本当によかった。
ハルノとテラナーの時間概念が異なる、つまりハルノの1秒が1年とい
うのもありうるのですが、では30ページで示唆する「ここから2310
光年のところにある」云々ってのは、どうして正確なのでしょう。
時間があやふやなら距離も不正確になるでしょうに(光速度は一定不変
ってやつですか)。
時間と空間の相対性といえば、質量とエネルギーが交互に変化するよう
に時間と空間も入れ替わるのではないか、とローダンとグッキーが静かな
クリスマスの夜に語り合ったエピソード、ありましたよね(*1)。
今回のハルノ帰還のくだりにも『精神はエネルギーと物質、空間、時間
からなっており』(19ページ)とありました。ダールトン先生の宇宙観
ですね。
(*1)あの後でグッキーがゼロ時間デフォルメーターの設計図を持ち出して
いたに10ソラー。
今週のメールマガジンを読んで。
馬頭マスクをかぶせて、
「ハイヨー、ティフラー!」
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(PR-J ML)
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