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Date: Thu, 24 May 2001 23:45:14 +0900
From: HOS <gazelle@capella.freemail.ne.jp>
Subject: [PR-J 01346] DIE SECHSTE EPOCHE
To: PR-J@cre.ne.jp
Message-Id: <3B0D1E7B.51FB@capella.freemail.ne.jp>
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 細江です。
 25の倍数でもあってもサイクルの途中なので区切りではないというの
は、125巻にも175巻にもいえます(*1)。
 しかし125巻は175巻と違っていくつかの理由から、明らかに区切
りの巻だと思います。

・125巻は前半が2402年、後半が2404年と時間ジャンプがある。
・アンドロメダサイクルにおいて、島の王が全面的に出てくるのはサイク
ル後半からであり、前半はマークスがメインの敵になっている(*2)。
・124巻、125巻で、トロヤによる橋頭堡作戦の成功、散弾星系の完
全掌握、そしてグレク1の死と、大きなクライマックスが続いた。
・とにかく主人公が大きな遠征から一度テラに凱旋している。
・何よりも125巻後半のタイトル(*3)からして、いかにも新しいシリー
ズの始まりをシェール先生は示唆している!!(笑)

 この125巻のために「ああ、大きなストーリー(*4)は続いても25
の倍数ごとに小さな区切りは入るのだな」と考えていましたので、ずっと
「175巻でもきっと区切りがあるのだ」と思い込んでいました。
 174巻を読んだ時点でさえ「次の話でテラに帰るんだ」と何の疑問も
持ちませんでした。
 そんなわけで175巻前半のラストシーンの大提督の姿は、数段も無様
に映りました(*5)。>顔グチャ。


(*1)あとは225巻もそうですね。
(*2)マークスサイクルと呼んでもいいほどに。
(*3)ずばり『第六紀元』。
(*4)この頃はまだサイクルという言い回しを知りませんでした。
(*5)150巻前半のラストシーンで築き上げた美しい大提督像を粉々に
  打ち砕いて余りあるほどに。

    

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