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Date: Thu, 01 Mar 2001 23:25:17 +0900
From: HOS <gazelle@capella.freemail.ne.jp>
Subject: [PR-J 01319] PROJECT BREACH
To: PR-J@cre.ne.jp
Message-Id: <3A9E5BCD.5C3F@capella.freemail.ne.jp>
X-Mail-Count: 01319

 細江です。
 引き続き267巻前半『突破作戦』です。

 この話の目玉は、やわらかいバリアに穴を開けるために、セクスタゴニ
ウムを使った点です。
 セクスタゴニウム。
 カピンサイクルに登場した貴重な物質。各種ダッカル機器に必要な成分
で、カピン族はこれをよく使っていました。

 今回、<インターソラー>に運び込まれた4キログラムは、ラスト・ホ
ープにあった最後の手持ちでした(11ページ)。
 欲しくなったら、グルエルフィンまで取りに行けばいいのに!
 というか、タイタンのオヴァロン制御ステーションに頼めば、融通して
もらえた様な・・・。
 しかもテラナーの作ったのより安定しています!(安定していたら爆発
しないからダメなのかな)。

 ところで、209巻あたりでローダン暗殺目的にコレッロが、惑星上で
爆発させた超心理物質って、セクスタゴニウムでしたっけ。
 だとしますと、あれ、よく読むと大して破壊力がなかった様なんですけ
ど(地表が原型をとどめていました)。
 既に大群相手に失敗した、大口径のトランスフォーム砲(ギガトン爆弾)
の一斉射撃の方が、セクスタゴニウム750グラムよりも破壊力あると思
えてなりません。

 6次元性のエネルギーである点を期待しての『突破作戦』なんでしょう
けど、生(き)のままでぶつけるとは乱暴な話です。何か加工しろよ!
 起爆方法が転送の衝撃だというのも、やはり乱暴です。


 リニア艦<ファンタジー>が恒星に突っ込んだのって、それまでボーゲ
ンしかできなかったくせに我流でパラレル滑走に挑戦して、挙句に木に激
突したのに似てませんか?
 しかも帰路には、遭難して救助されてます。

    

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