お久し振りの細江です。
 昨年の四月から日本海側に住んでいるのですが、今までとは比較になら
ないほど寒くて、雪が多いです。
 まだ本州だからいいようなものの、世の中にはもっと寒い北海道という
世界があり、そこにも人間がいるのですから、信じられません。いや、ホ
ントに。
 屯田兵は、明治政府が送り込んだ環境適応テラナーに違いない! (あ
んな環境で都市機能を維持できるなんて、遺伝子か何かいじってあっても
不思議じゃありません(?))。
 それで何が言いたいのかといいますと、雪で道が凍って書店に行けなく
て、267巻をまだ買っていないのです。
 忙しい、という理由もありますが、いつもなら気軽に行けるローダン・
シリーズを扱っている郊外の書店まで、アイスバーンに恐れおののきなが
ら、いえ、それ以前に自動車から雪を降ろす事を考えるだけで気力が萎え
てしまいます。
 <スターダストII>がゴルでやった様に、誰か上から赤外線を降らせて
くれませんかね。
 前置きが長くなりましたが、そういうわけで266巻前半の『7人の権
力者』について、暖かい部屋の中で書きます。
 1回キャラだと思っていたロルヴィク&タッチャーのコンビが再登場し
ました。
 有能だけど協調性のないロルヴィクとそれに気を病むタッチャーの姿は、
かつてのチャト&ピコットの<ライオン>コンビを思い出させます。
 もっとも、ダライモクにはチャト中佐の如き規律はなさげですし、火星
人はピコットと違い、ヴァイオレンスな性格を隠し持っています(ポット
の事)。
 ルログばりの奇妙な能力(何ら経過説明なしに結果のみが都合よく現実
化する)を持つダライモク・ロルヴィク。
 チベット人という事からダライラマに似ている響きです。後の巻でちゃ
んと能力の説明はあるのでしょうか(瞑想でなく迷走かも)。
 それにしても、35世紀になってからミュータントの能力に(従来のミ
ュータントと違って)節操というものが欠けて困ります。メルコシュ、タ
クヴォリアン、ファウナマイスター。
 特殊化してまるで「一芸」です。
 古典的なテレパシーやテレポーターでは、やっていけない御時世なので
しょうか。(バルトン・ウィトの出番が少ないのは、きっと能力が見栄え
しないからだと思います)。
 今週のメールマガジンを読んで。
> 2063 . Ernst Vlcek / Zikanders Ko"rper / ジカンダーの肉体
 特撮ヒーローみたいな名前!>ジカンダー
 時間戦隊ジカンダーとか。ZikanのZはZeitのZ!?
    
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(PR-J ML)
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