細江です。
しつこく263巻後半『傭兵の星』を読んで、です(今回妄想指数高め
です)。
この526話はある意味、シリーズ初の快挙を果たしています。
すなわち、「巨大人型ロボット兵器」!!
せいぜい4メートルしかなく、しかもヒューマノイド体型でないパラデ
ィンシリーズはしょせん我々が理想とする(古くは機動戦士、新しくは汎
用人型決戦兵器などと称される)巨大ロボットの分類には入りません。
この巻に登場するウバラエルは、退化したアルコンの植民者の作った兵
器ですが、全長50メートル、レーザー砲とエネルギーバリアの盾を持ち、
もちろん自力歩行可能なロボットです(飛行能力の有無は不明)。
操縦者が搭乗せず、レバーで操るのはやや古い世代(「ビルのまちにガ
オーッ」)のタイプではあります。音声入力で、技の名前を叫んだりすれ
ば完璧です。
残念ながら、剣を持っていなかったり、光覚系にわざわざ瞼がついてい
たりと、細かなギミックに不備はあります。
しかし、いかにテクノロジーが卓越していても、ロボット艦隊、ロボッ
ト摂政などしか発達させ得なかった本国アルコンにくらべれば、この植民
の末裔の方がどれだけ優れていたか、我々は知っています。
ああ、彼らが核戦争で自滅さえしなければ、今頃とうに合体・変型能力
を開発して、そうすれば球形艦VS機動戦士も夢ではなかったのにぃ。
偽神の涙は光子力ビームだぁっ!
今週のメールマガジンを読んで。
アラス、健在!
何千年たっても医学しか専門にしていないその特異さは、感銘というよ
り頑迷という形容がふさわしいです。
こういう種族はいろいろいます。
20万年、指導者の帰還を語り継いだモリタトールとかです。
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(PR-J ML)
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