細江です。
引き続き263巻後半『傭兵の星』です。
199ページにギャラクシス級就役以来、珍しく快挙がありました。
すなわち、「複数のコルヴェットによる威力偵察」!
ローダン・ハンドブックで母艦能力を有する事を特記されているウルト
ラ戦艦でしたが、実際に搭載艇を有効利用するシーンはほとんどありませ
ん。
連絡や哨戒ばかりで護衛/母艦の直衛の役目は全くなく、ひどい時は偵
察に全部出してしまって、破壊されたモリタトールの惑星から、残った1
隻の軽巡に寿司詰めになって脱出した事もあります。
それが今回は15隻と中規模にまとまって、敵船団をうまくかき回して
います。
機動力を生かした見事な作戦行動です。
これを指揮していたのが、ローダンでなく太陽系元帥ティフラーだとい
うのが何とも意味深です(我らが大執政官閣下はこういう時は、ついつい
ミュータント部隊を投入してしまいますからねぇ)。
半光速の話。
> ですから15%ほど時間が伸びるわけですね。
> 100%伸びるためには逆算すると光速の86.6%が必要です。
ありがとうございます。
半光速で15%という事は、8時間あるはずが7時間に減ってしまうの
かぁ。
確かに無視できないロスです。
ちなみに、光速に近い速度の宇宙船では時間をロスするだけでなく、物
の長さも短くなります(ローレンツ短縮)。
特に、足が短くなる事をローレンツ短足と言います。
同様に質量が増えるのはローレンツデブと言います。
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(PR-J ML)
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