細江です。
263巻前半『大いなる死』を読んでです。
主人公は、借金王の異名も過去のものとなったエドモンド・ポントナク
大佐です。
今までずっとクナイフェル先生の持ちキャラでしたが、今回はフォルツ
先生の作品に登場です。
他作家に用いられれば、そのキャラもいわば一人前です(キント大佐も
シェール先生に使っていただけたから、ゴノツァル8世陛下にお目通りか
なったわけでして(63巻))。
もっとも今回も揚げ足とられる行為に及んでいます。勝手に救援委員会
を組織して、ホモ・スペリオルを刺激しています。
テラへの帰路で<インターソラー>に接触している以上、インペリウム
=アルファのダントンとデイトンの元に出頭するよう命令を受けたのは確
実ですので、救援委員会は「何も命令を受けていなかったから」自主的に
作ったのではなく、積極的な命令違反を冒して組織した事になります。
オマール・ホークが艦隊を離脱する際にとった形式を、ポントナクは無
視したわけです。
しかもホモ・スペリオル側は首謀者がポントナクだと知っていたのです
が(26ページ)、I=Aは知りませんでした(33ページ)。
根回しをしておかないと、「我々、太陽系秘密情報局が救援委員会なる
無頼漢を壊滅させるから、あなた方ホモ・スペリオルは破壊活動を控えて
欲しい」などと取り引きの道具に使われかねなかったぞ!
今週のメールマガジンを読んで。
> 〈ばかめ、ずいぶんと時間がかかったな!〉
> 「――て、付帯脳!?」
どうして付帯脳ってのは、こうも主人に罵声を浴びせる性格なのやら。
ってクレストのは違いましたけど。
そういえば、徳川家光も枕元によく祖父東照大権現様が立ったそうです。
キリシタン弾圧とは関係なさそうですけど。
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(PR-J ML)
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