細江です。
引き続き261巻前半『太陽の都市へ』を読んで、ですが、ポスビの中
央プラズマのプロテクトって、意外ともろかったですね。
犯人がヒュプノだと聞いて、てっきり精神的に中央プラズマを乗っ取っ
たと思ったのですが(丁度、カピンサイクルでタケル人のヴァスカロが、
フラグメント船の司令プラズマにペドトランスファーした様に)、テクノ
ロジー的に中央プラズマとハイパー・インポトロニクスをつなぐビオポン・
ブロックを切断して制圧していました。
強大なポスビを支配するのには、相当の知識(懐かしのヴァン・モデル
ス並の?)が必要だとした方がしっくり来ます。74、75巻あたりの大
乱戦が記憶にありますので、素人にはそうそう制圧出来ないと思います。
むむぅ、タヒコ・アナカ本人かその腹心かに、ロボット工学の知識を持
つ者がいるはずなんですけど、そんな描写はありません。ヒュプノで科学
者を操ったのかな。
いずれにせよ、中央プラズマはテラナーに無防備すぎました(結局は破
壊するしかなかった摂政と対照的です(*1))。
ローダンが誠実すぎたツケでしょうか、中央プラズマは疑う事を知らな
い単純実直な論理の持ち主です。
ああ、だから、今まで散々太陽系艦隊の囮的な役割を果たしてきたのか
ぁ!(ひでぇ)
あと、ハイパートイクト伝導って術語も使って欲しかったです、ヴルチ
ェク先生。
(*1)正確には破壊でなく、エペトゥスの安全システムA=1のいくつかの
回路によって制圧したのですが(43巻と63巻。どちらも結局はエペト
ランの功績…)。
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(PR-J ML)
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