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Date: Fri, 21 Jul 2000 10:56:36 +0900
From: Hiroto Matsuura <matsu@aeslab.energy.osakafu-u.ac.jp>
Subject: [PR-J 01078] Re: KAMPF UM DIE SONNENSTADT
To: PR-J@cre.ne.jp
Message-Id: <10007210156.AA03689@157.16.1.71.aeslab.energy.osakafu-u.ac.jp>
In-Reply-To: <20000720043129.11152.qmail@hotmail.com>
X-Mail-Count: 01078

河内のhiroこと松浦です。

"Justy" <astalisbega@hotmail.com> wrote:
>惑星バルコンがなんでアンドロメダ側なのか不思議だ・・・。
>多分偶然でしょう・・・(^o^)、まあ、銀河とアンドロメダの間の重力的つながりの
>せいだとか・・・。

いやあ、多分必然性が後々出てきますよ。


>アンドロメダサイクルの時、バルコン人はレムールの子孫だと考えられていました

あれ?こんな話ありましたっけ?
レムール帝国の時代もバルコン人なら知っているに違いない
ということで、モリーやブリーがローダンの行方を求めて
バルコンを訪問したんでは?
つまり、バルコン人はレムール人より古いということ
が前提になっていませんか?


>が、
>それにしてはバルコンが銀河から離れすぎているとは思わなかったのだろうか?
>銀河渦巻きを外から見れるなら、数十万光年は離れていると思うけど、5万年でそこ
>まで
>いくと思えるのだろうか?  まあ、それを言っちゃあおしまいかもしれないけど。
>バルコンは後々でてきますし・・・。
>

重度のネタバレになる最近書いた文書ですけど・・・。
<引用>
<em>過去。</em>
<p>
エラント人(Errands)は、ポルライター(Porleyters)の精神を
受け継ぎ、ローダンが島の王たちとの戦いにおいて
アンドロメダで遭遇したパドラー、宇宙エンジニア、
から分かれた種族である。彼らの先祖は
光の守護者、ハトル人と良い協力関係にあった。(訳注:ハトル人のエピソードは
早川版149巻「超要塞タマニウム」や惑星小説のオマール・ホークや光の息子たち
の関連の話を参照のこと。またフランスのローダン
メーリングリストでの興味あるハトル人についての議論が
<a href="http://ha3.seikyou.ne.jp/home/teraner/pr/cedric/hathorsj.htm">
こちら
</a>
に簡単に紹介されている。)
エラント人はハトル人が衰退していることに気付くと、自らイニシアティヴを
とろうと決心した。彼らのうち35名は「大群」の建造に取り掛かり
はるかな銀河に送り出した。
<p>
超ヘテロダイン存在(supraheterodynamic being、訳注:スープラヘトのこと)
との戦いの後、エラント人はエネルギーを支配し、それによって恒星を並び代えて
防御場を作る能力を得た。宇宙エンジニアから彼らは恒星エンジニアに
なった。彼らは深淵の騎士(the Knight of the Deep)たちの依頼で様々な
機器を作った。当時、ハトル人は別の時空連続体からの敵と対決して
僅かに二人だけが生き延びていた。ユガとマルドーク・レトスである。
その後、しばらくして恒星エンジニアたちは宇宙工場が銀河系に出現したので
再び呼び出された。
</引用>

で、バルコン人というのは上記の「大群」の建造者にして、スープラヘト
の封印者たる、かのオールドタイマーの末えいらしいんですよね。
彼らの活躍の舞台の一つがアンドロメダであった関係上、惑星バルコンが
アンドロメダ(M-33)と天の河(M-0)の間にあると言うのはごく自然
なことではないかと思います。



>さて今回のハヤカワ最新刊でイルミナさんでてきましたね、こんなに早くでてくると
>は、
>大群サイクル、ラッキーログも含めてここぞとばかり、特殊キャラでてくるな。
>この人、やっぱ活性装置もらうんでしょうね?   第2次遺伝子危機いらい4個かそれく
>らいの
>在庫があるはずだし・・・・・。   数百年間、どこにしまってあるのやら・・・
>・。
>
早川版最新刊の状況で活性装置は1個余っていますが、これをもらうのは
最終的にアラスカです。イルミナさんは、3588年に、「それ」に吸収された
バルトンの活性装置をおん年〜170歳で受け継ぎます。(ティーパ
も真っ青。)
でも、細胞を操る超能力の持ち主、自分の肌年齢を誤魔化すぐらい
某鈴木その子も裸足で逃げ出すほどですから・・・。(爆)

その後、彼女はNGZ12世紀まで活躍し、最後は活性装置が盗難に
あっても自分の超能力でしばらくは生き延びていたそうです。


Hiroto Matsuura@Osaka Pref. Univ., Energy System Eng.
松浦寛人@大阪府立大学工学部エネルギー機械工学科
e-mail: matsu@energy.osakafu-u.ac.jp
Tel   : 081-(0)722-52-1161(ext.2229)   Fax   : 081-(0)722-59-3340
 
    

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