松浦@時差ボケ中です。
以下はドイツ旅行中のメモです。
私はこの文章を半ば呆然自失状態で書いている。(丁度、故松谷先生
が「あとがきに変えて」で書いていたのと同じ気分であろう。)
今回のドイツ旅行で最大の収穫の一つはラウチャ−氏に直接お目にかかれた
ことである。氏はドイツの「まるぺ」の中でもぬきんでたコレクタ−で
昨年のマインツでのPR-CONでも最大のディ−ラ−スペ−スを
確保していたらしい。
氏の自宅は日本にもあるような公団住宅であるが、近くに地下倉庫
を借りており、そこにはロ−ダンをはじめアトランやその外聞いた
こともない各種ヘフトを天井近くまで詰めこんだ棚やダンボ−ル
箱が隙間なく並べられいていた。
追い打ちをかけるように、「アトランはこの辺りにあるから、気に
いったものを選べ。それとも、全巻買いたいか?」
「ポケットブックス別のもっと大きい部屋にあるから、後で
見に行こう。」・・・・
私もヘフト2000冊以上を手元に持っているが、彼に比べると
ほんの赤ん坊にすぎない。rlmdiやsoler fleetのビッグネ−ム諸氏
ですら、この景色を見れば興奮してしまうであろう。
なにせ、第2話「第三勢力」のヘフトが新品同様に収められた
ヘフトケ−スや銀背本でない伝説のハ−ドカバ−をみせられたの
だから・・・。
結局、輸送や支払いの問題もあり、アトランヘフトを20冊、
ポケットブックを16冊、雑誌を1冊あわせて150DMで購入した。
氏は日本の「まるぺ」への販売にも興味を示したようで、
ミュンヘン中央駅まで車で送ってくれる際にシッピングコスト
をたずねたり、近いうちにホ−ムペ−ジを作って注文でき
るようにするから、日本の友人達に宣伝しておいてくれ
と頼まれた。
日本からの輸入には色々障害もあろうが、もしミュンヘンに
立ち寄る機会があれば、氏にコンタクトすることを勧める。
(市内の本屋ではポケットブックすら目にすることはなかった。)
ラウチャ−氏は17歳の息子を頭に4人の子供を持つ、年の頃50の
白髪まじりの口髭を蓄えた建築家。自宅は東駅からU-bahnで
5つ程の駅を降り、西側(?)出口のショッピングセンタ−と
広大な公園を突っ切り、バス道を右手に曲がって
Holzwiesenstraseに沿って坂を登った44番地の集合住宅
が彼の住まいである。
ドイツの集合住宅は日本のマンションと同じく入り口がロック
されているが、私は事前のアポイントメントのお陰で入り口横の
名札を押して夫人に開けてもらうことができた。
この夫人が出来た人なのかドイツ人の気質なのか、夫の
趣味に寛大な点は、あの地下庫を見た後ではほとんど信じられない
気分だ。
とはいえ家族のプライバシ−にかんすることなので
ここでは彼のメールアドレスのみを公開しておく。
SF-Rauscher@t-online.de (Reinhard Rauscher)
必要な方はご当人(または私)に直接メールで問い合わせられたい。
Hiroto Matsuura@Osaka Pref. Univ., Energy System Eng.
松浦寛人@大阪府立大学工学部エネルギー機械工学科
e-mail: matsu@energy.osakafu-u.ac.jp
Tel : 081-(0)722-52-1161(ext.2229) Fax : 081-(0)722-59-3340
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(PR-J ML)
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