細江です。
259巻後半『死への突撃』は、痴呆化した人々を率いて大群のキノコ
船に挑む話でした。
宇宙船工場ですから、トランスフォーム砲とか重分子破壊砲が野ざらし
になっていればよかったんですけど、大型兵器は一切なし。せめてコルヴ
ェットがあれば……
グライダー、シフトはともかく、携行兵器が主力の歩兵が投入されると
は厳しい戦いです(ゲーム『大戦略』シリーズで、歩兵の中では最もコス
トの高いイスラエルのエリート兵部隊を過信して、中国製戦車に大敗した
苦い思い出があります)。
これで飛翔兵器なしだったら、実に牧歌的なせん滅戦になっていたでし
ょうね。
「基地には、緊急時に核爆弾に転用できる反応炉が数基ある」(205ペ
ージ)
反応炉が最初からそーゆー設計思想だったら、テラナーって激ヤバの危
険集団です。
107巻で<クレストII>の乗員が手作り原爆を持ち出した事もありま
した。その時はさすがテラナーと感心したものですが、旗艦の動力をばら
して作ってたのね。
今週のd-information(91)を読んで。
ローダンシリーズって時々、伝奇物の様に壮大なストーリーが語られる
から素敵です。
残念なのは1話で語り尽くされてしまう例が多い事ですけど(198巻
のけだものの歴史に関するトロトの報告とかです)。
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(PR-J ML)
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