.休刊のお知らせ 2001/1/3 15:5
これからは完結した作品を読んで頂くことにしました。
と言って、完結した作品がないので……。
かわりに、ポーラスターで見つけた、おもしろかった小説を紹介。
ポーラスターの3つ星を読めばいいわけなんですが。沢山あるので、……。
なんぞと言い訳して……。
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百花の樹、百花の王
(サイト:『時無草紙』/「辻桐葉 小説02」ページ内)
他人の不幸の上に咲いた恋。
http://plaza8.mbn.or.jp/~Polestar/storage/x000317.html
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を、ご紹介 & 感想・批評。
それと、早めに読みに行かないと、有料になってしまう。そんな杞憂も……。
これは、非常に高い完成度の作品です。もう、売れるか否か。と、いう視点
でしか判断し様がない。
どうやら売れなかったようです。
ナニが足りなかったかと言うと、かなり動きがある作品なのですが、焦点が
一本の立ち木だとすると、その枝を吹きぬける世界の風。までは感じるのです
が、そこに生きる人間の存在感。がいまひとつなのではないかなぁ……。
と、思い至りました。
自分の信念に消えていく。そういう人間が、そのことを納得したのか?
が、疑問なのです。
実社会は、消えていく人ばかりです。さよならだけがジンセイさ。というこ
ともあります。
消えていく人間を書いただけでは、まだ、たりないのではないか?
読み手の期待を裏切ったのでは……。と、思ったしだいです。
どんなに自分が悪であっても、消えることに納得できた。理由が書いてない
と、読み手は終った気がしないということです。
もちろん、消えていくことに意味を見出すこともあります。
悪が消えて、黄金の世代がくる。とか、……の展開なら。
ところが、悪のひとつ(人間)が消えただけで、世界はよくなると、書いて
あるわけでもない。
したがって、悪(ひとりの人間みたいな存在)が消えるとき、消えるものは
なにを感じるのか。(この場合喜びみたいなことを感じたのは読み取れるが)
物語世界の変化==>悪、みずからの納得、を、書いたら売れるか?
と、感想を書きながら、考えているわけです。
しかし、売れないのは単に無名だから、かもしれません。
皆さんのご意見はいかがでしょうか?
では、私の作品を書きます。ちょっとまっててね〜
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おかゆきお e-mail jtz4046@e6.mnx.ne.jp
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(bun ML)
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