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Date: Thu, 16 Nov 2000 07:05:11 +0900
From: "okaukio+mls" <jtz4046@e6.mnx.ne.jp>
Subject: [bun 00489] 週刊おかゆきお No42
Message-Id: <200011152205.HAA01095@e6.mnx.ne.jp>
X-Mail-Count: 00489


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カンソありがとう! \(*^_^)/ でーーっす。
 着地点をさがす熱気球です。よさそうな広場や川原グラウンド。
それぞれよく見ると、煙突があったり、高い木立が待ち構えていたり、

 ほぼ、80枚、無駄もあるけど、……。どんなオチになるのか?
 どこに落ちるのんじぁぃぃいィィ??

 この作品はフィクションです。
 実在の人物・団体などとは一切関係ありません。
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    戦闘天使 25
         おかゆきお

「エデュの神はわたしの神ではありません」
「おや、あなたの神はだれなんですか?」
 慎重に聞かなければいけないことだが、教師役を急に命じられた
天使は、あっさり聞いてしまった。
「わかりません。そんなこと考えたこともありませんでした。知ら
ないことを聞かれても答えられません。ここ、……学校は知らない
ことを教えてくれるところではないのですか」
 天使スニモリカは真っ赤になって答えた。

「なにを言っているんです。あなたは先ほど、知らないことはなに
も……」

 モリカにはその先を聞き取ることができなかった。まわりが薄暗
くなって意識がどこかへ飛び去って行くのを感じていた。私がどこ
かへ行ってしまう。わたしは死ぬのだろうか? 残されたわたしは
どうなるの……。

 モリカは天国の父にといかける余裕もなく崩れるように倒れこん
でしまった。


「知らないことは、なにも……。なにも……。モリカ……。モリカ。
どうしたのモリカ……」
 気がつくとシグナトの工場の中にある自分たちの部屋に寝かされ
ていた。
 モリカが倒れたとき、まだ開校したばかりで、病院のような施設
はできていなかった。村の病院に運ぼうと言う教師に逆らって、ヨ
ウーサンたちが、工場からの迎えを呼んだのだった。
 きっとほめられると思っていたヨウーサンであったが、それほど
ほめられなかった。



          つづく。






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週刊おかゆきお        月曜発行

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おかゆきお    e-mail    jtz4046@e6.mnx.ne.jp
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     Thank You Mr電8



    

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