みな さん、こんにちは。
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カンソありがとう！ ＼( ＾_＾)／ でーーっす。
ウ〜ン。書けるのだけど、おもしろいでしょうか？
自信ないなぁ。
そろそろ、着地点を探す枚数になってきたのですが、
また、伸びるかもしれません。いちおう、１２０枚ですが、
いまや、７８枚になってしまった。
この作品はフィクションです。
実在の人物・団体などとは一切関係ありません。
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戦闘天使 22
おかゆきお
いろいろ考えても結論は出ない。結局シグナトはダルクを学校に
通わせて様子を見ることにした。ほかの子供たちにケガなどさせた
くないと、ショー会場からはダルクと天使をひとあし早く帰らせた
シグナトであったが、こんどはほかの子供たちといっしょに行動さ
せて、少しでも、天使とダルク少年の身の安全を図った。
そして、子供たちの一団が言いつけを守って、学校へ向かうこと
になった。
「なんで急に学校から呼び出されたんだろう」
先頭に立って歩きながらヨウーサンは狐につままれたような、う
れしさを、もてあましている。一日早くダルクだけをショー会場か
ら退去させたことと関係があるのだろうか？
ヨウーサンにして見れば、一日遅く帰ってきたら学校にいける。
……という話が待ち受けていたのだ。
ダルクはヨウーサンに近づいてこない。天使はどう言うわけか、
ダルクから離れて子供たちの一番後ろを歩いている。大人としては
小柄だが、ヨウーサンよりよりだいぶ背が高い。
さいわい、村のまんなかを歩くようなことはなかったから人々の
奇異の目を集めるようなことはなかったが、ヨウーサンだけでなく
子供たちだれもが騒ぎ出したい気持なのに、行儀よく歩いている異
様な興奮状態にあった。
村外れの納屋を改造して学校は作られていた。
村の子供たちも来ていたが、その数はわずか二人だけだった。今
日は初日であるからこれから先もっと増えるのかもしれない。
ヨウーサンたちが教室にはいってみたのは、工場にあるのと同じ
ような網端末だった。
なんだ、ここでもやはり端末で勉強するんだ。子供たちはちょっ
と安心して、すこし、興奮の冷めるのを感じた。
しかし、天使はびっくりした。教室の端には先生の席らしき大き
い机がおいてあって、そこにいたのは、天使だった。
「さあ。みなさん席についてください」
と、その、年上の天使はいった。
「さあ。大きい子は後ろのほう小さいこは前のほうに座りなさい」
双子の姉妹はヨウーサンのそばに座りたがった。
「さあ。座ることも出来ないの？」
天使がびっくりして、ダルクから気をそらしているうちに、ダル
クはいちばん端っこの席にさっさと座っていた。
「あなたは、こっちにいらっしゃい」
天使は、年上の天使に呼ばれた。
子供たちはだれも、まだ、この部屋の主が天使だと気付いていな
いようだ。しかし、天使が天使に気付かないわけがない。
ほんの小さい背中の羽のふくらみであるが、スニモリカの目には
はっきりと見えていた。
つづく。
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