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カンソありがとう! \( ^_^)/ でーーっす。
ちょっと息切れ、寄り道、です。 あ、悪夢のスランプが……。
この作品はフィクションです。
実在の人物・団体などとは一切関係ありません。
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戦闘天使 20
おかゆきお
ヨウーサンたちが居なくなると、きゅうにさびしくなって、ダル
ク坊やも眠気を覚えた。
ダルク坊やと天使は一室を与えられていたのだが、そこがなんとな
くつまらなく感じられ眠気の中で泣きそうになってしまった。
ぐずる坊やに天使は抱え上げようとしたのだが、もうずいぶん重
くなって、天使は背中を押して部屋に押し込んだ。
夜更かしした朝はつらい、だが目がさめた。ダルク坊やも天使も
子供たちも、いつもより早く集まってもう、昨日の続きが始まった。
遅れてやってきたヨウーサンがダルク坊やに今日の夕方帰るよう
に。……といった。
「いあだぁ!」ダルク坊やは叫んだ。
「なにか大事なようができて、きみを呼んでいるらしい。一日早く
かえるだけじゃないか」
そう言われた瞬間ダルク坊やはヨウーサンを蹴っ飛ばした。足先
は一回り大きいヨウーサン向うずね、弁慶の泣き所に見事に当たっ
て、うっ。と、しゃがみ込んだヨウーサンの頭をビシャッと平手打
ちする。手のほうが痛そうだ。
天使やほかの子供たちが止めにはいった。
「なんでいう事を聞けないんだ」
ヨウーサンはちょっと悲しそうな声で言った。「やっぱりよそ者
はだめだな」
ダルクは相手を蹴飛ばすつもりもたたく積もりなかった。まるで
自分の中にもう一人の自分が居て自分の気持が自分のものでなかっ
た。そして、よそ者といわれるのがイヤだった。天使にとどめられ
て、天使に抱かれてぼくだけの天使と思いながら、もうよそ者とい
われたくなくて天使に背を向けて、ヨウーサンを睨みつけた。
つづく。
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