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Date: Wed, 13 Sep 2000 19:04:59 +0900
From: T.S <takeco@mb.neweb.ne.jp>
Subject: [bun 00479] Re: 
To: <bun@cre.ne.jp>
Message-Id: <001001c01d6a$3c71be40$2808ead2@computer>
References: <006c01c01c39$181de5a0$285fe6d2@computer> <200009121459.XAA10315@e6.mnx.ne.jp>
X-Mail-Count: 00479


>  うそを書くのが小説だと言うのは、反対ですか? 賛成ですか?

「嘘」についてをカルイ読み物に仕立てました。みなさんも楽しんで
読んで下さると嬉しいのですが…。
(もちろん私は小説は嘘を書くものだと思います!というか嘘がなきゃ
面白くないと思う。私のコバナシも四分の一は嘘または脚色です。)

《バツイチ3人ムスメ》

1年ほど前のこと。会社の若い女のこが、「出入りのセールスマン
F氏のことが好きだ」と教えてくれた。何かのきっかけで親しく
なりたいと彼女は言う。でもそのきっかけがつかめないらしい。
私は彼女に提案した。
「じゃあさ、合コンすれば?」
「合コンってしたこと無いからどうやったらいいかワカンナイ」
「なに〜〜?最近の若いもんは…ヨシワカッタ!私が幹事する!」
「え?いいんですか?」
「出席者は○さん(バツイチ)とああた(バツイチ)と私(既婚・子持ち)ね」
「オネガイシマス」
「ただし!我々はバツイチ三人《娘》、30前、子供無しってことで口裏
あわせてよ?それから店はそっちで決めて?私良く知らないから。
できるだけ暗くてテーブルの広いとこにしてよ。近づかれると年ばれるし」

 さて計画を練ったあと、おそるおそる夫にお伺いをたてた。
「ねえ、こんど会社の○さんと○さんととのみにいっていい?」
夫はじっと私の目を覗きこみながら言った。
私の目はとたんにウロウロしだした。
「いいけど、なんでそのメンバーなんだよ(初めてのメンバーだった)」
「えっ?…ウ…ウンあの…バツイチ同士盛りあがろうと(バカ嘘つけよ)」
「オマエはバツイチじゃないだろ?理由にならないじゃないか」
「だって私幹事だもん(しらをきれしらを)」
(自爆10秒前…)
「なんで同僚三人で飲むのに幹事が必要なんだよ」
「え?ウ…ウン。先方の都合もあるし合コンしたことないって2人共言うから」
「合コン!ダメッ!(チュドーーーーーン!……自爆)」


教訓:嘘をつくときはパチパチパッチン気合いを入れてつきましょう。

T.S


    

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