「クジャクサボテン」
我が家の大輪咲きクジャクサボテンが三つ蕾をつけました。
最初は紅筆の穂くらいの小ささだったので私は蕾を全部
残しておくことにしてしまいました。定法(一株に一輪)はわかってはいる
つもりだったのですが、ついうっかり「株が大きいから三つくらい
花を咲かせられるだろう」と判断してしまったのです。
蕾は予想をはるかに越えてぐんぐん大きくなりました。
最終的には茄子くらいの大きさになってしまったのです。
その時点で「シマッタ!」と後悔しましたがもう遅うございます。
花の茎はクレパスくらいの太さで楔のように株についており、
今更摘み取りようもありません。
やがて開花の時を迎えました。それぞれの花が開きました。
しかし株の規模に対して三つはやはり多すぎだったのでしょう。
花びらはしっかり開かずに、三つともなんとも中途半端な咲き方
をして、わずか半日でしぼんでしまったのです。三つともそれはそれは
見事な大きさでした。花径優に25センチはあろうかという…。
ただ満開にはなりません。なれませんでした。欲張りすぎて花には
可哀想なことをしてしまいましたが後の祭りですね。
人生もかくの如し。
T.S(咲かずに「終わってる」かも…イヤイヤまだまだわからんぞ、と)
Goto
(bun ML)
HTML Log homepage