あれは娘が小学二年生だった時のこと。
そう遠いことではありません。
娘は当時掛け算九九を勉強しておりました。
そう、事件はとある秋の夜長に起こったのです。
夫はテレビ、私はJJという雑誌を見ておりました。
娘は掛け算の暗唱が宿題で
ブツブツ独りで唱えておりましたが、私に言いました。
「ママ、問題出して?」
私は適当に問題を出し、「ピンポーン」「ブー」といってあげました。
私「…じゃあ、シチシチ?」
娘「シジュウク」
私「ブー!!」
娘「??え?…じゃあ、シジュウニ?」
私「ブー!!」
夫がたまりかねて乱入いたします。
「間違って憶えるからからかうのはやめろよ!!」
私「…え?何??」
そうです。私は七の段を間違えて記憶していたのでした。(笑)
夫の言葉が追い討ちをかけます。
「お前さ、子供の頃、七の段をスムーズに憶えらんなかっただろ」
(図星だった)
その後1ヶ月ほど、娘から抜き打ちで(ひたすらしつこく)
七・八・九の段の九九問題を出されました。
おかげで娘と私は楽しく九九の学習ができましたとさ。
これは初期の原稿です。次は改作を送ります。
Goto
(bun ML)
HTML Log homepage