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Date: Mon, 20 Dec 1999 13:20:16 +0900
From: "k" <ui@peach.plala.or.jp>
Subject: [bun 00394] 去り行く人とあつしさんへ
To: <bun@cre.ne.jp>
Message-Id: <001b01bf4aa1$9f5b15c0$39a999d2@fmv>
X-Mail-Count: 00394

こんにちは。Kです。
きるしぇさん、やめないでください(う
そ)。
いいですか、やめるのは『私』なんですよ。
今回の件で悪いのは全部『私』なんですよ。
私はすべてそのことを知っていてやっている
んです。きるしぇさんにチャンスを与えてい
るんです。二回目のメール以降ずっとそうな
んです。
あなたにチャンスを与えつづけているんで
す。
私は一番はじめのメールを送信した直後に、
あらためてきるしぇさんの批評を読んで、そ
の時点ですでに、自分が『間違った』ことを
悟っていました。
それはもうちゃんと言ったではありません
か。
何でそこの所をわかってはもらえないのだろ
うか?
今度は警察に逃げ込む準備をしているらしい
ですね。
いつになったら『生』の人間と向かい合うつ
もりなんでしょうか。
いいですか、『悪いのは私』なんです。
でも人は自分が悪いとわかっていてもなお、
譲れない一線というものがある時もあるんで
すよ。
あなたは一度だけ、私のほうを向いて、「ご
めんなさい。Kさんがそんなに怒っている以
上、私の言い方にはどこかに不注意があった
のでしょう。それについては謝ります」と
言ってから、自分の言い分を言い始めればい
いのです。
それだけの問題なのですよ。
私はずっとそのことを言いつづけているの
に、きるしぇさんは、今度も、『創作論』と
やらに逃げる。
本当に逃げるのがお上手だ。
と言うか、いいかげん本質に気がついてもら
わないと、私としてもあなたの脳みその程度
を疑わざるをえない。
『エスパー魔美』に逃げて、『おばけのQ太
郎』に逃げて、あつしさんに逃げて、MLのメ
ンバーに逃げて、今度はMLから逃げて、警察
に逃げる準備をしている。
あなたは最初から『勝って』いるんだ。
どこにも『逃げる』必要なんてないのに。
それを『逃げて』しまったのは、やはり、き
るしぇさん自身の中に『罪悪感』があったか
らだ。
なぜその『罪悪感』と向かい合おうとしない
?
『生』の人間と向かい合おうとしない?
『生』の自分と向かい合おうとしない?
人間は弱いんですよ。
自分でも知らぬ間に逃げようとしてしまう。
『生』の自分を見ずに『小賢しい理屈』に走
ろうとしてしまう。
私はきるしぇさんにそのことに気がついて欲
しかった。
いや、正確には『気がつけるかどうかを試し
て』しまった。
でも結局は何にもわからずに『このMLから逃
げて行く』らしい。
哀れだ。
こういうのを『悲しみ』と言うのだろう。
『自分は何も悪くない』のに、なのに、自ら
去って行こうとしている。
これが『現実』というものなのだろう。
私は個人的な感情としては、『出て行きたけ
れば、さっさと勝手に出て行けばいい』と思
う。
『一生そうやって逃げつづければいい』と思
う。
『永遠の負け犬になってしまえばいい』と思
う。
でもまあ、一応は言っといてあげますが、
『あなたは出て行く必要はない』んです。
一言謝って、『私にも全部あやまらせればい
い』のです。
「私(きるしぇ)の不注意な批評の言葉につ
いては謝罪の余地もあるかもしれない」と
言って謝って、そのあとで、「しかし、その
他すべての発言については、Kさん、あなた
の方に間違いなく非がある。それらすべてに
ついて、潔く謝罪してください。あなたの方
も悪かったと言って下さい」と言えばいいん
ですよ。
そうしたら、私は、「そうですね。その通り
です。すべて謝りましょう」と言って謝らざ
るをえない。

でも・・・
でも・・・、きるしぇさん・・・、あなたは
最後のチャンスを、またしても、わけのわか
らない『創作論』とやらでごまかして『逃げ
て』しまった。
私はこの『創作論』を読んでいない。
まったくバカだ。
今はこんなことを言うようなタイミングでは
ない。
目の前で一人の人間が怒っているんですよ。
アホとしか言いようがない。
もう私の方もどうでも良くなってきてしまっ
た。
ここのMLでの『存在の放棄』をかけてまで、
とことん付き合ってやったはいいが、いかん
せん打てば鳴るような相手ではなかった。
もう、きるしぇさんは『永遠の逃亡生活に突
入した』のだと仮定して、礼を言おう。

『ありがとう。本質の見えない愚かな人間と
いうものをたっぷりと見せて下さって』

あつしさんへ。

あつしさん、実にタイミングのいい仲裁をあ
りがとうございました。
しかし、あつしさんは怖いくらい大人です
ね。
私には絶対に真似が出来ないことです。
てっきり、『また一人バカが出てきて、余計
なこと言いやがるのか』とか思ってしまいま
したが、実に正論だと思いました。
何よりも、私がこれほどまでに自分を捨て
て、暴走して言いたいほうだい言っているの
に、それにもかかわらず、あつしさんは、私
のやるせなさをわかって下さっている。そう
感じました。涙が出そうにうれしいです。
ありがとうございました。

関係ないですが、おかゆきさんへ

あなたは実にかっこいい。
私たちの醜い争いには何も言わず、黙って自
分の作品を出している。
私も、今回の失敗に懲りて、これからはそう
いうスタンスを目指したい。

最後に、今回の騒ぎを通した、全体の感想を
言いますが、面白かったです。
私としては、“自分に非があることを知って
いてなお”、『でもこうなったら最後まで
言ってやれ』と思って暴走していたので、感
情的には『とても辛かった』です。
でも、それも、今回のあつしさんのメールで
かなり救われました。
そして、感情論抜きにして、人間に対する知
的好奇心としては、とっても面白かった。
とっても勉強になった。
これらについては、自分が感じた痛みともど
も、次からの作品に生かしていきたい。
もちろん、『もう二度と、誰かからの感想
が、私のところに届くことは不可能だ』とは
思うが。

ではまた(へへ、何で私が『ではまた』なん
だ?)。


    

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