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Date: Sat, 5 Jun 1999 00:08:11 -0400
From: toki@total.net (toki)
Subject: [bun 00244] bunshou kensan no 1-an
To: bun@cre.ne.jp
Message-Id: <199906050425.NAA30716@ns.cre.ne.jp>
X-Mail-Count: 00244

こんにちは、きつねと申します。

 リストが活性化してからの投稿も、興味深く読んでいます。で、
感じたことを書きます。

 現在主流になっている流れは、メンバーが作品を提示し、他の
メンバーがそれを批評するという形のようですが、この流れでは
自分の作品を俎上にのせたメンバーのみが評を受けることができ、
それも、完成していてMLに提示できる程度の分量の作品を持った
メンバーのみが評を得られる、といった状況になっているように
見えます。もちろん作家志望のメンバーも多いでしょうからこの
システムでも問題はないとも言えましょうが、長編を中心に執筆
しているメンバーや、なんらかの理由で(商業誌に投稿したなど)
リストに発表できる作品を持たないメンバーへの受け皿がないと
言えないでしょうか。
 これはもちろん、管理人さんがどのような理念でこのリストを
運営しておられるのかにもよりますが、現行システムだけでなく、
他にもなにかメンバーの参加をうながす企画もあっていいのでは
ないでしょうか。

 たとえば「文章研鑽」を目的にするのであれば、かならずしも
完成した作品が対象でなくてもいいわけですから、文体の練習と
して、小説のワンシーンを希望者が書き、それを同時にリストに
発表しておのおのの差を見る、といった案もありうると思います。
「人物Aが人物Bに会うためにをC市からD市まで旅をする場面をAの
視点でX行以内で描く」などと取りきめて複数人が一斉に書く、と
いったやりかたも文章修行になるかと思いますがいかがでしょう。
 ここまで細かくしなくても、たとえばジャンルによって読者を
えらぶものもありえますから、小説全体ではなく文章のみを見て
ほしい場合、一部のみ、あるいは不完全な原稿をリストに出すと
いった方法がこのリストで認められるものか、また、そのような
利用法はこのリストに求められているものかどうかが知りたく、
今回メイルを書きました。
 みなさまはいかがお考えでしょう。

 よけいなことを書いてしまったのでしたらおわびします。


*toki@total.net*PostPet:loki@geocities.co.jp*ICQ:19695055*
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血がサワグ 血がサワグ こんな日は 踊りだしたい スリッパのまま
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