今晩は、在原です。
投稿作品を読んでから少し考えをまとめていました。
まず、渡辺さんの「あめやさんのはなし」
についてですが・・
私はこういう話が好きです。職員会議の場面ですが、同じような口調で語られている
部分を私は、「現代の学校」として捉えました。
子供たちが「おもしろい」と純粋に感じているものを、大人としての見方で遮ってし
まいがちなこと。できれば「子供らしく」のびのびといて欲しくても、どうしても
「危険はないのか」 と否定してしまう。
私はまだ親として子供を見たことはないのですが、それでも道端で遊ぶ子供を見て
「楽しそうだな」と思うより 「危ないなあ」と思うことのほうが多い気がします。
短い話だから、ある程度説明の部分を削ることが内容をひき立てることもあるので
しょう。
人のことどうこう言えるほど私も巧く書けていませんが、かなが多い文章だと、文字
と文字、文と文の間に隙間を作るだけでも読みやすくなるように思います。
「職員会議」のシーンを、ラストにつなげられたら盛り上がるように思いましたが・
・・
これ以上長くなると、だらだらしてしまうかも知れないですね。
あつしさんの「プリズム」について
私のメーラーの設定のせいだと思うのですが、文章が妙に途切れていて、読点が行頭
に来ていたりしました。 特に冒頭の一文がそうなっていたのが読みづらさを感じて
しまいました。
これはメール文やホームページなどではありがちなことだと思うのですが、作者の意
図と違う部分で文章が途切れてしまうのは、読み手としては考えてしまうところで
す。
完成された文章だと感じました。実は風俗店って行ったことあるのですが（！！）、
色に対しての表現、入ってくる客の様子、きちんと書いている。
性描写に妙な照れや気後れした感じが受け取れない。必要最小限の表現で、時間の動
きを追っている。
日常の一部を切りとって文とし、作品としたものとして、とても完成されているもの
だと思います。
完成されていると思いますし、表現や描き方も適切だと思います。するすると読めて
しまうのですが、読後 何を「考える」か少し悩んでしまいました。
文章が妙に途切れてしまっていたので、途中で引っ掛かってしまう感じがありまし
た。
悩んでしまったのは、そのせいかも知れませんが・・
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(bun ML)
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