みなさん,こんにちは。渡辺です。
砂倉さん,流さん,クリス・M・東さん,「あめやさんのはなし」
の感想,どうもありがとうございました!!
砂倉さんの感想を検討していたら,流さんの感想が入って
きていたので,すごい,すごい,と感動しています。流さん
の感想はまだ消化できていないので,もう少し考えさせて
下さい。以下,砂倉さんの感想について,感想の感想を書かせてい
ただきます。
特に,
「この人は推敲してるんだろうか?」と思いました。
書いていて、いろいろ話が膨らんだまま、そのまま出し
ておられたとしたら、ボツはあたりまえであると思います。
具体的な欠点は、どのエピソードも、次につながりそうで、
話が膨らみそうで、そのまま終わってるということです。
には,考えさせられました。
思いつきで書いているつもりはなかったのですが,実は
思いつきで書いていたのかもしれません。面白そうなテーマ
が浮かぶと,それについて文章を書き,読みにくい言葉や表
現を直し,余分な部分を切り落として,完成だと思っていま
した。でも,推敲って,表現を直すとか,余分な部分を削る
とか,小技だけではなく,全体を通してまとまりがあるか,
読者の興味をひくか,ということを再検討するってことです
よね。当たり前のことですが,再発見です。
それから,
最後、なぜ「ネコ」が出てくるのでしょう。アメ屋さんはネコの
化身だったのか? それにしても全然整合性がないです。
なのですが,そうですね。
実は,この話は最初,
あめ屋のおじさんが来る → 女の子が数人消える → おじさんが
消える → 女の子の数だけのねこが残る
という流れで思いつきました。なんか気持ちの悪い話なのですが,
童話にしたいと思い,いろいろ手を加え,ハッピーエンドにしょうとし
たら,このようなまとまりのない作品になったのです。やはり,推敲が
足りないのでしょうね。
みなさんの感想は,どれも具体的で要点を押さえてあり,自分の欠点が
よく分かり,大変参考になります。今まで,自分の創作した作品を人に評
価してもらう機会がなかったので,とても感動しています。本当に。
いただいた感想を読むと,自分は基本がなっていないのだと感じます。
だから,自分が読んでも面白くない作品になるのでしょう。自分の
書いた物に責任と愛情を持ち,繰り返し読んで良い作品に育てていけた
らいいなぁ,と思いました。
最後に,
「次の日、子供たちが学校帰りに公園に寄ってみると、もうアメ屋さんはいなく
なっていて、アメ屋さんのいたあたりに、アメ屋の屋台とアメ屋そっくりのアメ
が落ちていて、子供たちはびっくりする」・・・なんて話にしますが。
なるほど。
大変参考になりました。どうもありがとうございました。
以上,失礼いたしました。
***************************
渡辺 宙子
watanabe-thk@umin.ac.jp
tel/fax 022-244-2777
***************************
Goto
(bun ML)
HTML Log homepage