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Date: Wed, 13 Feb 2002 23:16:33 +0900
From: soundoff <netmel@mbp.sphere.ne.jp>
Subject: [bun 01024] 精神アドベンチャー
Message-Id: <200202131419.XAA29231@mbp.sphere.ne.jp>
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	 みなさん、こんにちは。
 立春を過ぎたら寒波でしたね。千葉はほとんど氷は見ないのですが。
 深夜バイクのシートに降りた霜が氷になっていました。いきなりの寒波は不意打ち
というのにふさわしい寒さでした。夜になって出歩くな……かな?






  精神アドベンチャー -1i  おかゆきお

「この史跡が由乃ちゃんに憑いているのか」コーラ君。悪魔に聞いてしまった。
「わからないね。何か関係が有るのだろう。それは確かだ」
 悪魔の声。いままでからからかうような声に聞こえるのだが今日はいつになく平板だ。
「どういうことだよ」
「あの家がこの娘をおもてに出したと言うことは、この古塚に興味がある。見てみたいんだ」
「その程度なら誰にだってわかるぞ。たいしたことないな悪魔も」
「少年よ。亜空間は苛烈なのだよ無理なこともある。何でも出来る。つまり何もかも一瞬にして終わってしまうこともある。無理は出来ないということだ」

 コーラ君。悪魔のいうことを信じたわけではないのだが薄暗い木立のなかに、古塚の周りできょろきょろしてる由乃ちゃんを見ると、ああ、確かに人が替わったようだ。こんな変化を見るのはうまれて初めて。悪魔のいうことを否定できなかった。その言葉通りなら、一瞬にして終わってしまう。もし、悪魔だけがいなくなるなら。いいことじゃないかとコーラ君考えた。こんな考えも悪魔には筒抜けかな? とも考えた。一瞬にして何が終わるの? コーラ君。悪魔に聞きたくなった。





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おかゆきお    
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